真相 日本の枯葉剤―日米同盟が隠した化学兵器の正体

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772705035
  • NDC分類 559.3
  • Cコード C0031

内容説明

ベトナムの枯葉剤は日本製だった!?占領下の沖縄に持ち込まれた毒ガス“サリン”!国際化学兵器ネットワークに組み込まれていた日本の化学産業!林野庁がまき散らした枯葉剤は日本の山野を汚染していた!沖縄返還交渉の最中に発覚した衝撃的な事件を糸口に、日本がベトナム枯葉作戦に協力・加担したカラクリを暴く。日米軍事同盟を貫く闇の戦後史。

目次

第1部 沖縄「サリン」事件(毒ガス漏洩事件;沖縄は化学兵器庫;米国内はどこも拒否;大西洋への投棄;サリンで脱走兵を殺害? ほか)
第2部 枯葉剤機密カルテル(枯葉剤国産化疑惑;グローバル枯葉剤供給システム;日本の林野にも枯葉剤が撒かれた;水田除草剤PCPの正体;三井東圧化学の人体実験;化学兵器・ダイオキシン;ナパーム弾も日本製;三池争議;カネミ油事件;大牟田秘密工場;枯葉剤と水銀汚染;枯葉剤機密カルテルの終焉)

著者等紹介

原田和明[ハラダカズアキ]
1959年大分県生まれ。1984年九州大学修士卒了。公害が続出する九州で育ち、環境問題に関心を持つ。化学会社在籍中に、生産側からの視点で公害を見つめなおす機会を得た。現在大学職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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