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あなたが生まれた日―あの日のことを、親に聞く。「大人になるためのレポート」

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  • サイズ B6判/ページ数 106p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772704953
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0037

目次

はじめに 「生まれた日」を聞き、「生きる力」に変える。
1 分娩台で起きたこと―安産も、難産もない。一人ひとりが奇跡。
2 母になる決心―明日がくることは、あたりまえのことではない。
3 そのとき父は―男の子でも、女の子でもどんな宿命を負っていたとしても。
4 名前にたくして―名前を考えることは、親の大きな喜び。
5 家族のねがい―どんな子どもでも産んでもらったことは事実です。
6 いのちのバトン―生まれ、産み、育てられ、育てる。これがいのちのバトンです。
おわりに 親が死ぬまでにしておくべきコト。

著者等紹介

佐藤剛史[サトウゴウシ]
九州大学大学院農学研究院助教、NPO法人環境創造舎代表理事。1973年、大分県大分市生まれ。九州大学大学院博士課程修了。大学院生のときNPO法人環境創造舎を設立、研究と実践活動の統合を目指し、環境保全や食育などの分野で多彩な事業を展開する。現在、九州大学農学部の教員として、環境経済学の研究と学生の“人生のhappy”を本気で考えた教育を行なう

内田美智子[ウチダミチコ]
助産師。1957年、大分県竹田市(旧萩町)生まれ。国立熊本病院附属看護学校、国立小倉病院附属看護助産学校助産師科卒業。福岡赤十字病院産科勤務を経て、1988年、福岡行橋市にて産婦人科医の夫とともに内田産婦人科医院を開業。同院内で子育て支援の幼児クラブ「U遊キッズ」を主催。「生」「性」「いのち」「食」をテーマに全国で講演活動を展開。思春期保健相談士として思春期の子どもたちの悩みを聞く。九州思春期研究会事務局長、福岡県家庭教育アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まみか

8
大学でのゼミでの課題『家族に「自分が生まれた日」のことについて聞き、それをレポートにまとめ、提出/1600字』レポートを一人一人朗読する教室は、ものすごい光景に。朗読しながら、涙声。それを聞いて、周りの友人も泣き始め、友人の涙を見て、朗読している学生が号泣。笑いながら、うなづきながら。誰もが望まれて、愛されて育てられた存在。その子を産み、愛し、育てた親が存在するのだ、と。そのことを痛感すればこそ、相手を、(異性を)、その存在を大切に思えるのだ、と。半年に一回はここに戻りたい。この大切な感謝の気持ちに。2016/06/04

アネキ

5
思春期にこういった質問を親にするのは本当にいい事じゃないかと思う。親の苦労って子供を持って初めてわかるというけど、そんなことないと思うし、人を思う心っていうのは自分がキセキのような生を受けたのだと知る事にも意義があるんじゃないかと思わされた。どんな家庭の事情があっても「産んでもらったことは事実」オイラも息子がいますが、自分を大事に一生懸命生きていってくれたらいいなと思わずにはいられない。ぜひとも若い世代のお母さんに読んでほしいな。妊娠中に読むよりも産んでから読むほうがいい本かもとも思った☆2012/04/13

黒木 素弓

4
九州大学のゼミで“家族に「自分が生まれた日」のことについて聞き、それをレポートにまとめること”という課題を出し、それをまとめたものです。自分が生まれた日のことを聞くことは、命の大切さを学ぶ一番の近道かもしれません。私はこの本を、若い妊婦さんに読んでいただきたいと思いました。薄い本ですが、内容はとても深いです。2012/03/20

吉田直美

3
母になった私も自分が生まれた日のことを母にちゃんと聞いていないことに気づいた。GWに帰省した際には、子どもたちと私が生まれた日のことを聞いてみよう。 そして、これからもできる限りの親孝行をしたい。2015/04/11

カニコ

3
「どんな子どもでも生んでもらったことは事実です。」「生まれたことは事実です。「生まれる」以上のことはありません。」本書の中で、もっとも心に突き刺さった強い言葉。何かのために生まれてきて生きているんじゃなくて、まず生まれてきて生きていることが事実としてあって、そこからその人の全てが始まるんだと思う。2013/01/11

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