シリーズ文明と人間
サハラ幻想行

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772703444
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0322

内容説明

砂漠が「旅人」を誘う。果てしない思索の空間へ…沢木耕太郎氏との対談「最初の旅、最後の旅」を収録。

目次

オアシス・ジャネット―魂の欲求について
星と砂―明証への情熱について
オアシスの夢―論理の悲劇について
草小屋での思索―世界像について
沈黙の大地―精神の地層について
金色の砂丘―観念の生成について
礼拝するハサン―思考の作業について
ロバとトゥアレグ人―情念の器について
砂漠幻想行―衝動について
シルヴァンとの対話―想像力について
タファルレット峠を越えて―生命について
タムリットの一夜―形について
タッシリの朝焼け―世界の解読について
岩のアトリエ―魂の形について
ニジェールの記憶―歴史について
消え去った牧人たち―存在と自由について
糸杉の木陰で―「一者」について
ジャネットへの回帰―人間の園について

著者等紹介

森本哲郎[モリモトテツロウ]
1925年(大正14年)、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院社会学科修了。朝日新聞東京本社入社、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年退社し、世界各国を歴訪。以後、評論家として文明批評や旅行記などの著述を中心に活動。1988年~1992年、東京女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジュースの素

6
1970年頃のサハラ旅。森本さんは行きたいとなったら実行してしまう強い思いを持っておられる。タッシリの岩絵がどうしても見たくてアルジェから南下し、ジャネットを基地とする。50度を超す温度と乾燥、食べ物も満足に無い。しかし、彼の装備の少なさに驚く。当時はその方面の品も手薄だったのだろう。肝心の岩絵への感動が少ないと感じた。過酷過ぎる工程が上回ったのだ。 トゥアレグ人の地理感覚の鋭さに恐れ入る。2020/06/30

Mitsutaka Winston Fujita

0
ω・)森本哲郎の哲学エッセイといえば,コレ

コウ

0
著者はアナウンサーの森本毅郎さんの兄君で、著名な評論家です。TVで兄弟げんかしている場面を見たことがあるので、割とアクの強い方だと認識しているんですが、著作はそりゃもう大違い(笑)で。★★★★☆2008/06/23

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