内容説明
近年、20代という若年層にも浸透している「子宮内膜症」は、わが国を含めたとりわけ先進諸国で急増し、目下目注されている“文明病”のひとつである。本書は、いまだ、はっきりした正体がつかめないこの病気は、一体、何が原因で起こるのか。また現在、専門医はどのような治療法を施しているのかに焦点をあてながら、周辺医療・療法にも目をむけ、それらの取材によりまとめたものである。
目次
第1章 子宮内膜症の現状(世界各国で急増している;子宮内膜症の正体;どんな症状があるのか ほか)
第2章 子宮内膜症への対策(病院で早期に検査・診断を;治療にはどんな方法があるのか;各種手術の利点と欠点 ほか)
第3章 子宮内膜症と子宮筋腫(子宮筋腫にはどんな対策があるか;子宮筋腫手術体験者へのインタビュー;子宮筋腫の自覚症状 ほか)