内容説明
この役所の仕事は、もっと知られていい―政策は構想するだけでは意味がない。それは法律に書き込まれてはじめて実行が裏付けられる。現状を打破したければ、法律をつくることを考えなければならない。その過程にはさまざまなハードルがある。そして、官僚が法律のプロとしてそこに介在していることも、高いハードルをなしている。この点を私たちはもっと知っていいのではないだろうか。
目次
第1部 内閣法制局―知られざる立法の中枢官庁(地味な役所の重い存在感;内閣法制局と憲法九条;内閣法制局のしくみ;内閣法制局の仕事;内閣法制局のカルチャー)
第2部 法律を市民の手に―議員立法と議院法制局(議員立法入門;議院法制局とはいかなる役所か;議院法制局と法律づくり)
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- 和書
- 財政学 (第3版)