動物たちのナビゲーションの謎を解く―なぜ迷わずに道を見つけられるのか

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動物たちのナビゲーションの謎を解く―なぜ迷わずに道を見つけられるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 379p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695756
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0040

出版社内容情報

● 地球を渡る驚異の旅ーー
 動物たちはナビゲーションの天才だ!●

ときに数千キロ、数万キロも旅する動物たちーー
なぜ身ひとつで広大な地球を渡っていけるのか?

動物ナビゲーションの世界的な科学者たちが、その謎を探究。
感嘆するほど凄いしくみが明かされる!

・ナビの頼りは、視覚? 匂い? 磁気?・・・それとも?
・生まれた場所を伝える遺伝子とは?
・動物のメンタルマップを解き明かす
・体内時計とナビゲーションの深い関わり
・鳥の磁気センサーの正体とは?
・脳のなかで何が起こっているのか
・ナビゲーションは思考と創造力の鍵!

鳥の渡りの最長記録はなんと9万キロ(地球2周分)・・など、仰天エピソードも満載!

★自然の驚異に魅了された人なら必読の書だ
ーー『パブリッシャーズ・ウィークリー』
★目を見張るような素晴らしい本!
ーーフランス・ドゥ・ヴァール『ニューヨークタイムズ』
★年間ベストブックW受賞!!

::著者:: デイビッド・バリー
英国王立ナビゲーション研究所フェロー。オックスフォード大学で実験心理学と哲学、動物行動の科学的研究を学ぶ。

::目次::
はじめに・・進むべき道を見つけるために
●PART 1 <地図なしのナビゲーション>
第1章・・生物がナビゲーションを始めたとき
第2章・・ファーブルの庭の昆虫たち
第3章・・厳しい環境を生き抜く力
第4章・・砂漠の戦争とアリ 
第5章・・動物の見方を変えたすごい発見
第6章・・デッドレコニングと螺旋運動
第7章・・昆虫界の競走馬
第8章・・太平洋の島々をめぐる航海術
第9章・・鳥が真北を見つけられるわけ
第10章・・天の川とフンコロガシ
第11章・・匂いを道しるべにする動物
第12章・・鳥は匂いを頼りに巣に戻れるか
第13章・・音によるナビゲーションの謎
第14章・・磁気感覚の正体を探る
第15章・・大集団で数千キロも旅するチョウ
第16章・・なぜ針路をうまく修正できるのか
第17章・・スノーウィー山地の「闇の王」
●PART 2 <「地図・コンパス」ナビゲーション>
第18章・・動物はどんなマップを使っているか
第19章・・時差ボケのヨシキリが教えてくれたこと
第20章・・ウミガメの驚きの回帰能力
第21章・・コスタリカでの冒険
第22章・・生まれた場所の磁気を伝える遺伝子
第23章・・磁気の謎はどこまで解けたのか
第24章・・ナビゲーションの脳科学
第25章・・思考や創造力を支える
●PART 3 <なぜナビゲーションが重要なのか>
第26章・・地球の言語
第27章・・私たちはどこへ向かうのか

目次
●はじめに・・進むべき道を見つけるために

PART 1 ・・<地図なしのナビゲーション>
●第1章・・生物がナビゲーションを始めたとき
ステッドマン先生とオオカバマダラ/最古のナビゲーション

●第2章・・ファーブルの庭の昆虫たち
ジム・ラベルの魔法のカーペット/先住民の伝統的ナビゲーション/
アリは視覚的なランドマークを使う?

●第3章・・厳しい環境を生き抜く力
光子1個でも感知できる/魚のナビゲーション能力/隠したエサをどのように見つけるか/
ハトがルートの記憶に苦労するとき

●第4章・・砂漠の戦争とアリ 
時間補正式太陽コンパス/チュニジアのスイス人医師

●第5章・・動物の見方を変えたすごい発見
ミツバチのダンス言語/偏光とe-ベクトル/世間を騒がせた新事実

●第6章・・デッドレコニングと螺旋運動
昔の船乗りはいかに外洋を航海したか/マーク・トウェイン、道に迷う/
ぐるぐる同じところを回る

●第7章・・昆虫界の競走馬
世界一の専門家と会う/オプティックフロー/キノコ体と中心複合体

●第8章・・太平洋の島々をめぐる航海術
ポリネシア人の大いなる航海/星の航路

●第9章・・鳥が真北を見つけられるわけ
矢が刺さったコウノトリ/遺伝では説明できない

●第10章・・天の川とフンコロガシ
月は気まぐれなガイド/個々の星ではなく

●第11章・・匂いを道しるべにする動物
ファーブルの家を乗っ取ったガ/サケの母川回帰/人間の嗅覚は弱いのか/
脊椎動物の「基本的なコマンドライン」

●第12章・・鳥は匂いを頼りに巣に戻れるか
「偽の放鳥地点」実験/多彩なナビゲーションツール

●第13章・・音によるナビゲーションの謎
聴覚ランドスケープ/不思議な現象/音のシャドーゾーン

●第14章・・磁気感覚の正体を探る
偏角・伏角・強度とナビゲーション/人間が使うコンパスとの違い

●第15章・・大集団で数千キロも旅するチョウ
オオカバマダラはどこへ行った?/とんでもなく複雑で高度なシステム

●第16章・・なぜ針路をうまく修正できるのか
ガンマキンウワバの渡り/乱流を感知して

●第17章・・スノーウィー山地の「闇の王」
ボゴングガの調査隊とともに/隠れ家となる洞窟/
視覚と磁気のスナップショット

PART 2・・<「地図・コンパス」ナビゲーション>
●第18章 動物はどんなマップを使っているか
他者中心型ナビゲーション/ベクトル・勾配・モザイク/
ムクドリの幼鳥と成鳥

●第19章・・時差ボケのヨシキリが教えてくれたこと
鳥は体内時計で経度を測っている?/磁気偏角が鍵なのか/
サケが異なるルートを選ぶわけ

●第20章・・ウミガメの驚きの回帰能力を探る
産卵のときを待って/たくさんの熱いロマンス/風で運ばれる情報

●第21章・・コスタリカでの冒険
不可解な「アリバダ」/子ガメが進みたがる方角/加速度に反応する

●第22章・・生まれた場所の磁気を伝える遺伝子
人工磁場と自然磁場/刷り込まれた特性/イセエビの才能/人間の磁気感覚は?

●第23章・・磁気の謎はどこまで解けたのか
異なる3つの説/クリプトクロムとラジカル対/「クラスターN」の発見

●第24章・・ナビゲーションの脳科学
認知マップとは?/脳の中のタツノオトシゴ/
場所細胞・頭方位細胞・境界細胞

●第25章・・思考や創造力を支える
海馬の収縮と認知症/概念と空間のつながり

PART 3 <なぜナビゲーションが重要なのか>
●第26章・・地球の言語
認知エラーの弊害/道を見つけるスキル

●第27章・・私たちはどこへ向かうのか
世界を一変させる力/人間中心主義を超えて/本当の居場所

著者略歴
著・文・その他:デイビッド・バリー

英国王立ナビゲーション研究所フェロー。オックスフォード大学で実験心理学と哲学、動物行動の科学的研究を学ぶ。前著は六分儀をテーマにした『Sextant: A Voyage Guided by the Stars and the Men Who Mapped the World’s Oceans』。

翻訳:熊谷玲美

翻訳家。訳書は、アランナ・ミッチェル『地磁気の逆転』、エリック・アスフォーグ『地球に月が2つあったころ』、クリストファー・マーレー『世界一うつくしい昆虫図鑑』ほか多数。

内容説明

なぜ動物たちは道に迷わないのか?ときに数千キロ、数万キロも旅をする動物たち―なぜ身ひとつで広大な地球を渡っていけるのか?動物ナビゲーションの世界的な科学者たちが、その謎を探究。とんでもなく凄いしくみが明かされる!“鳥の渡りの最長記録はなんと9万キロ(地球2周分)…など、仰天エピソードも満載!”年間ベストブックW受賞!!(『サンデータイムズ』ベストネイチャーブック(2019)ノーチラスブックアワードアニマルズ&ネイチャー部門(2019))

目次

1 地図なしのナビゲーション(生物がナビゲーションを始めたとき;ファーブルの庭の昆虫たち;厳しい環境を生き抜く力 ほか)
2 「地図・コンパス」ナビゲーション(動物はどんなマップを使っているか;時差ボケのヨシキリが教えてくれたこと;ウミガメの驚きの回帰能力 ほか)
3 なぜナビゲーションが重要なのか(地球の言語;私たちはどこへ向かうのか)

著者等紹介

バリー,デイビッド[バリー,デイビッド] [Barrie,David]
英国王立ナビゲーション研究所フェロー。19歳のときヨットで大西洋を横断して以来、世界中を航海している。オックスフォード大学で実験心理学と哲学、動物行動の科学的研究を学ぶ。卒業後は外交官、情報アナリスト、アートアドミニストレーターなどに従事。芸術への貢献により大英帝国勲章コマンダーを受章。ロンドン在住

熊谷玲美[クマガイレミ]
翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ykshzk(虎猫図案房)

31
渡り鳥はなぜ迷わない?サケはなぜ母川回帰できる?フンコロガシが真っ直ぐ転がせるのはなぜ?そんな疑問に対する手がかりの書。人間もまた動物なのであって、GPSなどなき古代の人は、今より格段によく見えた星空を頼りに正しき道を得ていた。今でこそ有名なオオカバマダラの渡りは、最初は研究者夫婦が羽根に標識を付けることで追跡し判明したもの。三日間ノンストップで2770kmを飛び続けるズグロアメリカムシクイや、その大きな翼で暴風雨に乗り南極大陸を難なく一周できるワタリアホウドリは、どんな気分だろうかと、想像がとまらない。2024/02/09

はやたろう

10
言われてみて改めて昆虫や鳥、魚などの生き物たちの地球規模での移動の凄さが認識出来る。何千キロも移動してどうして生まれた場所に戻って来るのか?不思議だらけのナビゲーションの謎を科学的に解説している。難しい部分も多く理解できないこともあるけど、人間以外の生き物は凄いってことが分かる!2022/12/14

バジルの葉っぱ

3
動物、昆虫、鳥、魚などが移動するとき磁気、太陽、におい、等を頼りに方角を知ることについて。聞いたことがあるものもあったが大半は初耳で、最新の研究でわかってきたことが知ることができておもしろかった。2022/06/21

takao

3
ふむ2022/06/16

にゃお

2
K図書館。以前からツバメはどうして生まれた場所に戻ってこれるんだろう?と不思議に思っていた。景色・匂い・地場...など。感覚をフルに使って位置と経路を記憶している。自分の科学知識レベルが貧しいので良く理解できない部分が多かった。2023/02/13

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