男たちよ、ウエストが気になり始めたら、進化論に訊け!―男の健康と老化は、女とどう違うのか

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695619
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0040

出版社内容情報

男の健康と老化は、女とどう違うのかーー進化生物学(と人類学)から、新たなエイジングが見えてくる!男の健康と老化の鍵はなにか?
進化生物学(と人類学)から、まったく新たなエイジングが見えてくる!

・男の免疫力はなぜ女より弱いのか
・年とともに男のウエストが太めになる進化的メリットとは?
・長生きする男はどこが違う?
・ぽっちゃり男が好かれるのは?
・若くても父親になると男性ホルモンが減るわけ
・高年齢男性はヒトの長寿に貢献した?
・哺乳類、霊長類、ヒト(西洋化社会・狩猟採集民)で、老化はどう異なるか

・・・男と女の健康・老化の違いから、ヒトの進化の核心が明かされる。

★人間の生命の見方を変える洞察にあふれている。男も女も必読だ!
ーーダニエル・E・リーバーマン(『人体600万年史』の著者、ハーバード大学教授)

★『ウォール・ストリート・ジャーナル』『サイコロジー・トゥデイ』
『ニューサイエンティスト』など、多数メディアで絶賛!

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::著者:: リチャード・ブリビエスカス
イェール大学の人類学、進化生物学、生態学の教授。同大の生殖生態学の主任研究員。
とくに人間の生活史の比較・生殖・老化・代謝にともなう進化生物学と
内分泌学の研究で知られる。その著作と研究により数々の賞を受賞。

::訳者:: 寺町朋子
翻訳家。訳書はジョナサン・シルバータウン 『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』、
キルシュ&オーガス『新薬の狩人たち』、ジム・ホルト『世界はなぜ「ある」のか?』ほか。

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::目次::

第1章: 男の老化と進化
第2章: 死者の曲線
第3章: お腹のぜい肉にもメリットあり
第4章: 高年齢男性はヒトの長寿に貢献した
第5章: 父親投資と「ぽっちゃり父さん」仮説
第6章: 男らしさはあなたを病気にする
第7章: 人類進化の未来に向けて

第1章: 男の老化と進化
第2章: 死者の曲線
第3章: お腹のぜい肉にもメリットあり
第4章: 高年齢男性はヒトの長寿に貢献した
第5章: 父親投資と「ぽっちゃり父さん」仮説
第6章: 男らしさはあなたを病気にする
第7章: 人類進化の未来に向けて

リチャード・ブリビエスカス[リチャードブリビエスカス]
著・文・その他

寺町朋子[テラマチトモコ]
翻訳

内容説明

男の免疫力はなぜ女より弱いのか?ぽっちゃり男にもメリットあり。長生きする男はどこが違う?新しいエイジングが見えてくる!

目次

第1章 男の老化と進化
第2章 死者の曲線
第3章 お腹のぜい肉にもメリットあり
第4章 高年齢男性はヒトの長寿に貢献した
第5章 父親投資と「ぽっちゃり父さん」仮説
第6章 男らしさはあなたを病気にする
第7章 人類進化の未来に向けて

著者等紹介

ブリビエスカス,リチャード[ブリビエスカス,リチャード] [Bribiescas,Richard G.]
イェール大学の人類学、進化生物学、生態学の教授。同大の生殖生態学の主任研究員、教員育成・ダイバーシティ室の副室長。とくに人間の生活史の比較・生殖・老化・代謝にともなう進化生物学と内分泌学の研究で知られる。その著作と研究により数々の賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タナカ電子出版

42
この本は進化論 生物学の研究者の本です。内容は男性が持つ身体が年齢によりどの様に変化していくのか病、老化、精神を生態学教授の視点で書かれています。カバー表紙がライト感がありますが、生物学や生理学の基礎知識がないと読むのが辛いかも… 特に話が分析重視で基本結論的な事ははっきり言ってくれません!よってビジネスマンにはあまり向かない本です。私は生物学や人類学、進化生物学が好きな方におすすめします。ホルモン分泌、病、狩猟民族、ダーウィンの話が本の内容です。2019/01/30

hundredpink

37
この本の結論、オッサンになってもマッチョな奴は早死にする。娘がいるとと長生きする。2019/08/10

アキ

34
「ぽっちゃり父さん仮説」の提唱が主旨。年齢とともに脂肪の蓄積から肥満傾向となることが進化の過程で生まれ、基礎代謝を落とすことにより父親の生存率が高まり、配偶者を探す行動が抑えられ、テストステロン濃度減少と育児に関連する行動を促す。もしこれが正論なら老化に逆らって筋トレしてマラソンする自分は進化に反している?でも、娘のいる父親はより長生きするという事実を知っただけでこの本を読んでよかったと思えるワ。娘2人もいるともっと効果あるのかな?それにしてもすべての生物は女性(メス)の方が長寿。やはり女性には敵わない!2018/10/19

もえたく

21
進化生物学者が提唱する「ぽっちゃり父さん仮説」が面白い。老化によるテストステロン濃度の減少や肥満傾向が、新たな女性を探す行動を抑え、子どもや配偶者の世話を促すことに寄与していると。また、子どもがいる男性のほうが、いない男性より長生きするだけでなく、この効果は娘がいる男性ではさらに大きいらしい。専門用語も多く、戸惑いましたがユニークな研究だと思いました。2019/01/09

ふぇるけん

11
男性の老化で認められる性質はヒトに特有か、それとも他の生物と共通するか、という問いから、男性は女性よりも単位時間あたりのエネルギーを多く消費しがちといった性質や、老化に伴い内臓脂肪が増え、テストステロン濃度が低下するといった考察が続く。その調査の中で、死亡率が高い青年期を過ぎると既婚男性の方が未婚男性よりも脂肪率が低いという事実に遭遇する。ここで満を持して登場するのが「ぽっちゃり父さん仮説」である。簡単に言ってしまうと、男性は己の性欲と引き換えに長寿を勝ち取るという理論。進化論も学べて楽しい一冊です。2019/07/25

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