なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか―人間の心の芯に巣くう虫

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なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか―人間の心の芯に巣くう虫

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695541
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0011

出版社内容情報

なぜ、私たちは自分の価値観、文化、国家を守ろうとし、そうでない相手を傷つけてしまいがちなのか? その心理と対処法を明らかに!なぜ私たちは自分の価値観、文化、国家を守ろうとし、
そうではない相手を傷つけてしまうのか?

偏見・差別、愛国心、テロや暴力から、
個人の選択のかたよりーー消費・セックス・健康・美しさーーまで、
いま注目の「恐怖管理理論」が
その心理メカニズム、陥りやすいタイプ、対処法を明かす!

**自分の存在が脅かされる「恐れ」を、無意識にせよ感じると・・・ **

・高い買い物をしたくなる ・敵と戦いたがる ・有名になろうとする
・リスクの高い行動をしたくなる ・従来の道徳・価値観を守ろうとする
・異性の肉体への興味が薄れる ・超自然現象に関心を抱くようになる ・・・

 ・・・そして、 信念の異なる他者の死は、自分の不安を和らげる!・・・

なぜ?
人間の心と文化の根源からさぐり、
多数の心理実験とともに、「保守化」の正体を暴き出す。
 
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::著者:: シェルドン・ソロモン、ジェフ・グリーンバーグ、トム・ピジンスキー
それぞれ、スキッドモア大学、アリゾナ大学、
コロラド大学・コロラドスプリングス校の心理学教授。
ともに「恐怖管理理論」の提唱者であり、 共同研究者として知られる。
その成果は、現代のさまざまな動向を解読するカギ として、大きな注目を集めている。

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::目次::

はじめに:私たちの行動の原動力となるもの

◎第1部 恐怖管理とは何か
第1章: 人間は死の恐怖管理を求める
第2章: 文化的世界観によって守られる
第3章: 自尊心が壊れるとき

◎第2部 文化の根源
第4章: 儀式・芸術・神話・宗教の成り立ち 
第5章: 死を乗り越える方法(1) 文字どおりの不死
第6章: 死を乗り越える方法(2) 象徴的不死

◎第3部 人間の心理・社会を読み解く
第7章: なぜ悪と暴力が栄えるのか
第8章: 動物性を遠ざける
第9章: 二つの心理的防衛
第10章: 精神障害と恐怖管理のかかわり
第11章: 死とともに生きる

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::絶賛!::

自分では気づかない恐れが、私たちを動かす大きな力となっていることを明かした、実に独創的な研究だ。
ーーダニエル・ギルバート(ハーバード大学・社会心理学教授)

重要で、きわめて面白く、人生を変える可能性を秘めた本。
ーー『ガーディアン』

シェルドン・ソロモン[シェルドンソロモン]

ジェフ・グリーンバーグ[ジェフグリーンバーグ]

トム・ピジンスキー[トムピジンスキー]

大田直子[オオタナオコ]

内容説明

なぜ私たちは自分の価値観、文化、国家を守ろうとし、そうではない相手を傷つけてしまうのか?偏見・差別、愛国心、テロや暴力から、個人の選択のかたより―消費・セックス・健康・美しさ―まで、いま注目の「恐怖管理理論」がその心理メカニズム、陥りやすいタイプ、対処法を明かす!

目次

第1部 恐怖管理とは何か(人間は死の恐怖管理を求める;文化的世界観によって守られる;自尊心が壊れるとき)
第2部 文化の根源(儀式・芸術・神話・宗教の成り立ち;死を乗り越える方法1 文字どおりの不死;死を乗り越える方法2 象徴的不死)
第3部 人間の心理・社会を読み解く(なぜ悪と暴力が栄えるのか;動物性を遠ざける;二つの心理的防衛;精神障害と恐怖管理のかかわり;死とともに生きる)

著者等紹介

ソロモン,シェルドン[ソロモン,シェルドン] [Solomon,Sheldon]
スキッドモア大学心理学教授。「恐怖管理理論」の提唱者であり、共同研究者として知られる。先進的な研究が評価され、アメリカ国立科学財団(NSF)の賞および助成を獲得。その成果は、現代のさまざまな動向を解読するカギとして、多数のメディアで紹介され、大きな注目を集めている

グリーンバーグ,ジェフ[グリーンバーグ,ジェフ] [Greenberg,Jeff]
アリゾナ大学心理学教授。「恐怖管理理論」の提唱者であり、共同研究者として知られる。先進的な研究が評価され、アメリカ国立科学財団(NSF)の賞および助成を獲得。その成果は、現代のさまざまな動向を解読するカギとして、多数のメディアで紹介され、大きな注目を集めている

ピジンスキー,トム[ピジンスキー,トム] [Pyszczynski,Tom]
コロラド大学・コロラドスプリングス校心理学教授。「恐怖管理理論」の提唱者であり、共同研究者として知られる。先進的な研究が評価され、アメリカ国立科学財団(NSF)の賞および助成を獲得。その成果は、現代のさまざまな動向を解読するカギとして、多数のメディアで紹介され、大きな注目を集めている

大田直子[オオタナオコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おさむ

33
「人間は死を恐れ、死を超越することに囚われている」とする1973年のアーネスト・ベッカーの分析「死の拒絶」を3人の社会心理学者が「恐怖管理理論」としてまとめた本。死の恐怖を乗り越えるために文化的世界観が生まれた。儀式や芸術、神話そして宗教などで、科学技術の発展にもつながった。同時に、人間は自尊心があることで心の不安が和らげられる。なので文化的世界観と自尊心を否定されると、人間は暴力的になる。イスラム教とキリスト教の対立の大元には「死の恐怖」がある。うーむ、なかなか哲学的です。2017/06/23

ミヒャエル・安吾

5
これが気に入ったなら、『社会はなぜ左と右に分かれるのか』をお読みくださいな。2017/06/27

coldsurgeon

4
人の心の芯に巣くう虫、それは死に対する怖れ。死の不安は取り除かれることはない。死に対する怖れが強くなると、人は保守的となり、自分の世界観に固執し、その決定に従って生きる傾向が強まる。死の事実を曲げることも否定することもなく向き合うことで、人生を味わう力が強まり、仲間に対する思いやりは広がるようである。一人一人が死に向き合うことが、世界の保守化を防よい手段となりそうだ。2017/04/08

takao

3
ふむ2022/10/20

anaggma

3
なぜ、たっぷりと食べた客のように、立ち去らないのか。2021/07/30

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