“わたし”は脳に操られているのか―意識がアルゴリズムで解けないわけ

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772695527
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0040

出版社内容情報

悪いことをするのも、脳のせい? 脳科学の最重要テーマ「自由と倫理」「意識とアルゴリズム」に挑み、大きな反響を呼んだ話題作!

エリエザー・スタンバーグ[エリエザースタンバーグ]
イェール大学附属病院の神経科医(レジデント)。脳神経科学と哲学をバックボーンに、意識と意思決定の謎について研究している。本書を含め、3冊の著作がある。

大田直子[オオタナオコ]
翻訳家。訳書は、オリヴァー・サックス『見てしまう人びと』 、デイヴィッド・イーグルマン『意識は傍観者である』、ブライアン グリーン『隠れていた宇宙』など多数。

内容説明

なにかをしようとする前に、すでに脳(無意識)がそれを決めている。では、人間に自由な意志はあるのか?脳科学の最重要テーマ「自由と倫理」「意識とアルゴリズム」に挑み、“自由意志はある”と解き明かして、大きな反響を呼んだ話題作!

目次

人を殺したのは脳のせい?
意志はころがり落ちる石なのか
二つの対立する答え
頭のなかの嵐
抑えられない衝動
神経科学者の見解は間違っている
理性は情動に依存する
決断の引き金が明らかに
マジシャンとしての脳
心や体の動きを予測する
人間はプログラムされたマシンか
悪徳の種が脳に植えられている?
倫理の終わり
意識の深さを探る
アルゴリズムは「限りのない問題」を解けない
内面世界を意識的に旅する
道徳的行為主体はいかに生まれるのか
心の宮殿

著者等紹介

スタンバーグ,エリエザー[スタンバーグ,エリエザー] [Sternberg,Eliezer J.]
イェール大学附属のイェール・ニューヘイブンホスピタルの神経科医(レジデント)。脳神経科学と哲学をバックボーンに、意識と意思決定の謎について研究している

大田直子[オオタナオコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

55
読了に時間がかかった野ですが、どの章も私には衝撃的でした。ただ、ただ最後に救われた気がします。内省-心の宮殿を果てしなく探ること。自己不信と自傷のリスクが伴うが、それも全て人間であることの一部。選択の自由をできる限り活かそうとしても、結局、私たちは完璧でない生きものです。せめてしっかりと自分に向き合いたいものです。2021/04/22

踊る猫

26
実に平易に書かれた本だと思う。私自身、自分の「自由意志」をどこまで信頼していいのか考えていたので(多分この「自由」を根源的に疑い抜く態度はスピノザ/國分功一郎的な発想ではないか、と当て推量で書いてみる)、タイムリーに刺激的な議論を紹介したものとして受け取れた。日常と地続きで考えを深めることができる、そのいい意味での「下品ではない俗っぽさ」に惹かれる(例えば、薬で精神/脳を調整することは「自由意志」にどう影響を与えるのか考えさせられる)。そして、最後に私たち人間存在全てに希望を与える結論で閉じているのもいい2022/03/02

うみぼうず

7
◆図書館本。◆今日の脳科学では、脳が人間の思考や行動を決めており、そこに自由な意思は介在しない。という決定論が主流。◆仮に殺人を犯しても、自由意思の決定よりも先に脳が殺人を指示しているので、行為者に道徳的責任は発生しない。◆脳のある箇所の損傷で人間の性格が変わってしまう。◆全体の70%は決定論に対しての反証を試みるが、科学的には単純な行動はアルゴリズムに管理されている。◆複雑な事象は決定論では説明できない。◆内省、内面世界との対話が人の意識を形作る。2017/09/21

☆ツイテル☆

3
フライヤー2022/01/28

☆ツイテル☆

2
フライヤー2021/12/29

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