出版社内容情報
将来への不安から不動産投資を始める人々が増えています。とくに比較的少額で始められるワンルームマンション投資の人気が高まっています。
ただし、ワンルームマンション投資に関する情報のほとんどは、物件の〈購入〉に偏っており、購入した物件を永久に持ち続けることを前提としたものです。しかし、実際の投資では、状況の変化や自身の投資スタンスの変化などによって、物件を〈売却〉したほうがよいケースもあります。また、実際に売却するかどうかはともかく、〈売却〉を常に選択肢に入れておくことで、投資をステップアップさせることが可能です。
本書は、個人としても約20年間にわたってワンルームマンション投資を実践し続けている不動産コンサルタントが、〈売却〉の基本的な考え方や税金を含めた手残り金の試算方法、そして最適な売却のノウハウなどをわかりやすくていねいに解説します。
本書を読むことで、投資戦略の選択肢が広がるだけでなく、売り手の知識不足に付け込んだ不動産業者からの売却の誘いに安易に乗ることもなくなります。
すでにワンルームマンション投資を始めた人はもちろん、これから始める人も必読の1冊です。
【もくじ】
第1章 〈売る〉を考えることの意味
第2章 〈納得できる売却〉に必要な手残り現金の試算(理論編)
第3章 〈納得できる売却〉に必要な手残り現金の試算(実践編)
第4章 「高く売る」ために知っておくべき不動産業界の裏事情
第5章 〈将来の売却〉という観点から考える物件の選び方と持ち方
内容説明
これが不動産投資の新常識。「出口戦略の考え方」「業界の裏事情」「高値売却手法」「売却に強い物件選び」すべて教えます。
目次
第1章 “売る”を考えることの意味―そもそも“売却を検討する”ことは、不動産投資のなかでどのような意味をもつことなのか(売却によって「利益を得る仕組み」;売却で生じる「手残り現金の意味」 ほか)
第2章 “納得できる売却”に必要な手残り現金の試算(理論編)―主導権をもった売却は“手元に残せる現金”の試算から始まる(手残り現金の試算がもたらす「売却活動の主導権」;売主はありがたくない「仲介業者の報酬形態」 ほか)
第3章 “納得できる売却”に必要な手残り現金の試算(実践編)―複雑なのは譲渡所得税だけ、一度理解してしまえば簡単(少しだけ注意が必要!譲渡所得税の計算;役に立つ!譲渡所得税で押さえておきたいポイント ほか)
第4章 “高く売る”ために知っておくべき不動産業界の裏事情―“囲い込み”という悪しき慣習を踏まえて、損させられない戦略を立てる(不動産業界の悪しき慣習「両手仲介を狙った囲い込み」;“囲い込み”の被害を受けないための対策(その1)信頼できる業者選び ほか)
第5章 “将来の売却”という観点から考える物件の選び方と持ち方―有利な売却は“購入する物件”や“運用の仕方”によって大きく左右される(物件を「買うとき」と「売るとき」の大きな違い;物件の現地をしっかり確認する ほか)
著者等紹介
寺内直哉[テラウチナオヤ]
リヴァティ株式会社代表取締役、不動産コンサルタント。1972年9月、青森県弘前市生まれ。上智大学経済学部卒業後、新築ディベロッパーを経て、2005年にリノベーションを強みとする中古マンション専門会社の起業に参画、幅広い業務を通じて資産形成サポートの経験を積む。2019年4月、リヴァティ株式会社を設立。顧客の利益を最優先することを絶対の約束とし、売上至上主義や囲い込みがはびこる不動産業界に新風を吹き込む。個人としても20年近く、都内のワンルームマンションを中心に賃貸経営を実践中で、業務としてだけでなく自らの売却や購入など、豊富でリアルな経験と知識を活かし、真に顧客サイドに立ったコンサルティングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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