内容説明
トラブルの起こらない職場には勘違い・思い込み・失念を未然に防ぐ仕組みがあった!リスクマネジメントのプロによる、現場目線の3ステップ対策。
目次
第1章 ミスによるトラブルとは何か
第2章 ミスを誘発する人間の習性と脳のクセ
第3章 ミスによるトラブル対応の3ステップ(緊急対応、再発防止、未然防止)
第4章 チーム全員参加で未然防止対策の実行
第5章 3ステップ(緊急対応、再発防止、未然防止)の事例研究
第6章 3つの能力向上で、未然防止活動のレベルアップ
資料編 メールによるトラブルの未然防止
著者等紹介
林原昭[ハヤシバラアキラ]
未然防止研究所代表、ニュートラルベースNLP認定マスタープラクティショナー。1973年慶應義塾大学工学部計測工学科卒業。同年日産自動車入社。現場改善、生産管理に携わる。その後、大手プラント建設の千代田化工建設に転職。プロジェクトマネジャーとして海外自動車メーカーの工場建設に携わる中で、プロジェクトの「未然防止」活動を実践。国内外の数々の現場で、コスト削減や品質改善で多くの実績を残す。2016年1月に起こった軽井沢スキーバス事故をきっかけに、トラブル・事故ゼロ社会の実現に向け、「未然防止」の普及に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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momogaga
28
図書館本。トラブル処理に日々悩んでいたため、”未然防止”のキーワードにはうっとりしました。実用的なヒントをあたえてくれる本です。実行するにあたっては、気付きをたくさん集めることができるかがキモですね。2017/10/10
しまちゃん
0
再発防止だけでは不十分、リスクの気付きで未然防止という表紙のフレーズが目に入りました。「直接原因」と「根本原因」の違い、①緊急対応、②再発防止、③未然防止というトラブル・事故対応の3ステップにより勘違い、思い込み、失念を未然に防ぐ仕組みをつくる。犯人捜しでなく、原因探し。ミスとは何か。①知らなかった、知っていたができなかった(知識・スキル不足)。②知っていたが、わざとやらなかった(違反、大丈夫感覚)。③失念。④錯覚、勘違い、思い込み。現場目線が大事である。2023/08/29
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