出版社内容情報
こころの病気のある人とともに生きるための、子ども向けビジュアル教材発売!
共生社会の一員として、偏見や間違った思い込みを取りのぞき、関心を持ち、正しく理解するために、当事者や当事者に直接かかわる人びとへの取材をもとにつくられた新しい障害学習図鑑シリーズの第4弾。
こころの病気・不調のある人とともに生きる社会を真に実現するために、子どものころから知っておいてほしいこと、大人とともに考えてほしいことが詰まった1冊です。
監修は、子どもたちへの予防・啓発活動に積極的な精神科医の水野雅文先生(社会医療法人あさかホスピタル院長)です。
編集協力として、一般社団法人精神障害当事者会ポルケ代表理事の山田悠平さんに、本の構成・文章・イラストにも当事者視点で意見いただきました。
東京大学大学院総合文化研究科講師の小塩靖崇先生によるコラムで、子どものこころの病気についての概説と、学校でのメンタルヘルス教育の今がわかります。
精神疾患を経験した元サッカー日本代表の森﨑和幸さん、浩司さんへのインタビューも収録。不調をかかえながらすごした現役時代を振り返り、その苦悩だけでなくまわりの人との関係、支えられたものなどを語ってもらいました。
保健の授業、「交流及び共同学習」*の事前/事後学習、さまざまな調べ学習、スクールカウンセリングの現場、保健だよりやカウンセラーだよりなど多様な場で活用できる、学校・図書館にもおすすめの1冊です。
【図書館堅牢版・オールカラー/小学校4年生から】
*交流及び共同学習とは
障害のある子どもと障害のない子ども、あるいは地域の障害のある人とがふれあい、共に活動することとして、 学習指導要領に定められている。
【目次】
この本を読むみなさまへ 水野雅文
この本の使い方
プロローグ
1 不安が強いなおみさんの世界(うつ病・不安症)
2 完ぺき主義ののりゆきさんの世界(適応障害)
3 トラウマのあるみなさんの世界(解離性障害、PTSD)
第1章 こころの病気ってなんだろう
1 こころってなんだろう
2 こころと脳のつながり
3 ストレスとこころの病気
4 こころの病気と回復
5 こころの不調とつきあう
コラム 子どもとこころの病気 小塩靖崇
第2章 こころの病気の人のくらし
1 情報や思考を感じすぎる 統合失調症の ともよさん
2 強い不安におそわれ確認をやめられない ゆうたさん
3 成せきへのプレッシャーにこころが追いこまれた うつ病の まおさん
4 気分の上がり下がりがはげしい 双極症の まいさん
5 消えない記憶に苦しまされた PTSDの るいさん
6 ストレスにうまく対応できない 適応障害の のきあさん
7 やせたい気持ちが止められない 摂食症の あさひさん
8 お酒を飲むことをコントロールできない アルコール依存の たくやさん
9 友人関係・学校生活のつまずきから ゲーム依存になった こうきさん
10 「こころの病気」に分類されるいろいろな症状・状態
コラム 子どもにこころの病気をどう教えるか 小塩靖崇
第3章 こころの病気の人を社会でサポートする
1 地域でこころの病気の人をサポートする
2 医療でサポートする病院・クリニック
3 「ちょっと気になる……」をサポートする 公的な相談窓口
4 子どものこころの成長を見まもりケアする
5 働く人のこころをサポートする
6 社会参加・働くことをサポートする
7 こころの病気の人同士がサポートし合うセルフヘルプ、ピアサポート
8 窓口での相談から課題解決までワンストップで支援する
9 こころの病気の人を支える家族をサポートする
コラム こころの病気をかかえる親をもつ子どもの声を聞いて
第4章 こころの病気の人とともに生きる
1 こころの病気・不調のある人とともにくらす地域のくふう
2 こころの病気の経験を通して今つたえたいこと?経験者からのメッセージ
3 「だれもがともに生きる社会」(共生社会)をつくる
こころの病気を学ぶあなたへ 山田悠平
■巻末資料
・なやんでいるあなたへ
・こころの病気の人の権利・制度
・もっと知りたい時は
さくいん
内容説明
こころの病気を正しく知り、こころの病気の人とともに生きるためのビジュアル教材。こころが病気になるってどういうこと?こころの病気の人のくらしのくふう。こころの病気の人とともに生きるための社会のくふう。こころの病気の人がのぞむこと。こころの病気の人をサポートする方法。
目次
第1章 こころの病気ってなんだろう(こころってなんだろう;こころと脳のつながり ほか)
第2章 こころの病気の人のくらし(情報や思考を感じすぎる統合失調症のともよさん;強い不安におそわれ確認をやめられないゆうたさん ほか)
第3章 こころの病気の人を社会でサポートする(地域でこころの病気の人をサポートする;医療でサポートする病院・クリニック ほか)
第4章 こころの病気の人とともに生きる(こころの病気・不調のある人とともにくらす地域のくふう;こころの病気の経験を通して今つたえたいこと 経験者からのメッセージ;「だれもがともに生きる社会」(共生社会)をつくる)
著者等紹介
水野雅文[ミズノマサフミ]
社会医療法人あさかホスピタル院長。1986年慶應義塾大学医学部卒業。1992年同大学大学院医学研究科博士課程修了後、1993年から1995年までイタリアのパドヴァ大学心理学部に留学、同大学客員教授。帰国後、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室講師、助教授を経て2006年東邦大学医学部精神神経医学講座主任教授に就任。2021年4月より東京都立松沢病院院長。2025年4月より現職。この間、国際早期精神病学会(IEPA)理事長、日本精神保健・予防学会理事長などを歴任。現在は日本社会精神医学会理事長、日本森田療法学会理事長などを務めている
山田悠平[ヤマダユウヘイ]
一般社団法人精神障害当事者会ポルケ代表理事。東京・大田区生まれ。精神障害の当事者として障害の社会モデルや人権教育の研修づくりやその普及にむけ活動する。これまでに日本障害フォーラム障害者権利条約パラレルレポート特別委員会委員、日本福祉のまちづくり学会心のバリアフリー特別研究委員会協力委員、一般社団法人日本精神科看護協会倫理綱領改定委員会委員、第17回日本統合失調症学会プログラム委員、第20回日本うつ病学会プログラム委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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