出版社内容情報
世界中の、強くて、賢くて、勇気ある女の子たちへ。
「女の子だから」という呪いの言葉を捨てて、もっと自由に生きよう!
「女の子の力を、世界を変える力にする。」
世界中のジェンダー平等の実現に取り組むプラン・インターナショナルから
日本の女の子たちにむけたメッセージ
内容説明
思い込みを捨てて、もっと自由に生きよう!
目次
プロローグ ジェンダーって何?
第1章 身のまわりにあるジェンダー(女の子はピンクの服?;女の子は理系は苦手? ほか)
第2章 ジェンダーと暴力(ちかんにあうのは私が悪いから?;デートDVをジェンダーから見てみる ほか)
第3章 世界の女の子が直面するジェンダー問題(「女の子だから」認められなかったたくさんの選択;早すぎる結婚(児童婚)がもたらすもの ほか)
第4章 ジェンダーフリーな社会をつくろう(女の子の権利を理解しよう;思い込みを変える!ジェンダーギャップ解消の取り組み ほか)
エピローグ ジェンダー平等な世界へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
29
会社に入社した時の驚きと言ったらなかった。それまで大学生の時は実力勝負。レジュメ作っても、論文発表しても男女の差はなく内容で勝負。それがあの4月1日をもって一転。思い起こせば父親にも、あなたは女の子だからと時々言われたし、失礼ながらお母さんのお腹に何か忘れて来たのでは?くらいに言われて育ったわけで。ジェンダーの理不尽さならきっとみんな色々抱えているはず。まだ家庭で理不尽な目にそれほど合っていないのかもと思いながら読んだ。今の若い人はもっとボーダレスらしい。全員じゃなさそうだが。早く区別も差別もなくなって!2023/06/17
Ayakankoku
5
ジェンダー平等が大事と思いつつ、知らず知らずのうちに自分自身も思い込みで女性だから仕方ないと自分を過小評価している部分なあったなと気づいた。2024/12/08
ブルーツ・リー
5
女性の権利に関する本で、自分はまさに、これらに概ね、というより、殆ど全て、に賛同する。 …のであれば、当然自分はリベラルである。という結論に達するはずなのだが、巻末にあるように、上野千鶴子が居たり、なぜかこういった主張を繰り返している人というのは、他者に対して非常に不寛容。特に相手が保守だとか権力者だと分かった瞬間に、それまでの態度を覆し、いきなり攻撃的になる事例を、人生の中で嫌という程見てきた。 リベラルな主張をする事は何も問題ないが、不寛容になる事は、リベラルの精神と反するのではないだろうか。寛容に。2023/08/05
しゅんぺい(笑)
3
よくこんなにコンパクトにまとめたなあ、というのがいちばんに来る本。ジェンダーがどう捉えられてきたか、捉えられてこなかったかの話や特にインパクトのある個別的な出来事など、広く網羅されていてすごいなあと思った。2023/10/11
ゆうぴょん
2
女の子だから、って言わないでおこうと思いつつついつい娘に言ってしまう自分。子供の頃周りに言われて嫌だったはずなのに!とは言え、ジェンダーフリーにならない部分も大人になると見えてくるのではあるけれども。 自分自身が女である私がやればいい、やるべきと思っている頭の固さがあるのかなと改めて気づかされる。男女差なくやるべきことをやる。好きな性を生きる。 それが出来ることが大切なんだなと思う。しかし、娘よ。片付けないのは「ジェンダーフリー」ではないぞ。2024/10/20
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