子どものこころの発達を知るシリーズ<br> チック・トゥレット症の子どもたち―内的感覚の理解と治療意欲を支える

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子どものこころの発達を知るシリーズ
チック・トゥレット症の子どもたち―内的感覚の理解と治療意欲を支える

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772615129
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0037

出版社内容情報

チック・トゥレット症は、発症のメカニズムの解明も対処法も非常にむずかしい疾患です。
この本では20年の臨床をもつ著者が、チック・トゥレット症の本人やご家族、支援者に、ぜひ知っておいてほしい対応、実際に行っている治療方法、国内外の最新の研究を盛り込みました。

★チック・トゥレット症とは?

本人の中にあるムズムズした感覚を解消するために、急にまばたきが増えたり、目がぐるぐる回ったり、鼻をムズムズと動かしたりするような動きや、小さな声でふんふんと声を出したり、鼻を鳴らしたり、風邪をひいていないのに咳払いをする、などの行動が続く状態を指します。

内容説明

チック・トゥレット症は、内的感覚を強く伴う疾患で、現在でも研究者が解明しきれていない領域があります。「チックが出る子は、育て方が悪かったからだ」という俗説がありますが、これはまったくの誤解です。この本は、当事者や家族、支援者が、「このような理解の仕方もあるのだな」と、少しでもほっとするような気持ちになっていただくことを目的に書きました。読者のみなさんには当事者の日々の大変さや、治したいと思う気持ちに寄り添っていただけたらと思っています。

目次

第1章 チックとはどのような病気か
第2章 チック・トゥレット症の合併症
第3章 チック症やトゥレット症にかかわる検査
第4章 チックの薬物療法
第5章 薬物療法以外の治療法
第6章 家庭、学校でしてほしい対応
第7章 脳神経の発達からチック・トゥレット症を考える
第8章 チック・トゥレット症を抱える人の青年期の支援

著者等紹介

星野恭子[ホシノキョウコ]
医療法人社団昌仁醫修会瀬川記念小児神経学クリニック理事長、瀬川小児神経学研究所所長。日本小児科学会専門医、日本小児神経学会専門医。東邦大学大森病院第一小児科にて研修、関東の病院にて勤務後、2000年、旧瀬川小児神経学クリニック研修中に早起きサイトを結成。2005年、早稲田大学にて時計遺伝子研究を経て、2010年から和歌山県南紀の南和歌山医療センターに勤務。全国での講演や和歌山県教育委員会はじめ地方自治体のパンフレット作成や啓発活動に協力、2013年に文部科学大臣表彰を受賞した。2014年、瀬川昌也院長先生が逝去されたことから、2015年、小児神経学クリニック院長に就任、2017年10月1日クリニックの医療法人化により医療法人社団昌仁醫修会(しょうじんいしゅうかい)瀬川記念小児神経学クリニック理事長として、臨床研究を中心とした睡眠の啓発活動の拠点を目指している。2021年、今までの医療、全国での講演、地域医療への貢献が評価され「日本医師会赤ひげ大賞赤ひげ功労賞」受賞。日本小児神経学会評議員。日本睡眠学会評議員。日本パーキンソン病・運動障害疾患学会評議員。MDS TaskForce and Pediatric member。日本小児神経学会社会保険・薬事委員会委員。日本小児神経学会チック診療ガイドライン策定WG委員。NPO法人日本トゥレット協会理事。日本小児神経学会。子どもの眠り研究会世話人。公益社団法人神田医師会理事。子どもの早起きをすすめる会(社会と共に子どもの睡眠を守る会)発起人。極少量エルドパ療法研究会発起人。東京都医師会学校精神保健検討委員会。千代田区いじめ問題調査委員会委員。不眠研究会世話人

齊藤万比古[サイトウカズヒコ]
1979年7月国立国府台病院児童精神科。2003年4月国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部長。2006年5月国立精神・神経センター国府台病院リハビリテーション部長。2010年4月独立行政法人国立国際医療研究センター国府台病院精神科部門診療部長。2013年4月母子愛育会総合母子保健センター愛育病院小児精神保健科部長。日本児童青年精神医学会理事長、日本精神神経学会代議員、日本思春期青年期精神医学会運営委員。専門は児童思春期の精神医学。長年、不登校・ひきこもりに関する臨床と研究に取り組んでいる

市川宏伸[イチカワヒロノブ]
東京大学大学院薬学研究科修士課程修了、北海道大学医学部卒業。東京医科歯科大学神経精神科を経て、1982年より東京梅ヶ丘病院に勤務。1998年より同病院副院長、2003年より同病院院長となり、2010年より東京都立小児総合医療センター顧問。日本児童青年精神医学会監事。専門は児童精神医学、発達障害

本城秀次[ホンジョウシュウジ]
名古屋大学医学部精神医学教室助手、名古屋大学教育学部助教授を経て、名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター児童精神医学分野教授。医学博士。日本児童青年精神医学会常務理事、日本乳幼児医学・心理学会理事長、愛知児童青年精神医学会理事長。専門は児童・青年精神医学。とりわけ、登校拒否、家庭内暴力、あるいは、強迫性障害、摂食障害など、神経症的問題に対して臨床的、心理療法的研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Asakura Arata

4
チック・トゥレットの症状は、直前の違和感解消の手段であるというのは、腑に落ちた。治療は確かに本人の違和感の自覚から始まるなあ。2023/09/14

カエルの弟

2
仕事での勉強のために読んだ。チックの子どもに出会う事はあるが、どのような支援、どのような治療があるのかは分かっていなかったので、勉強になった。 症状の状態を見極める検査方法も多く載っているので、これをベースに医療機関と保護者との連携を図っていく工程を整理できたように思う。2024/02/23

ソーシャ

1
チック症の症状と治療の実際について、第一人者の星野先生がわかりやすく解説した一冊。一般的な教科書には書いていない、当事者の感覚や著者の施設で行っている検査や治療、著者の考え方も書かれていて面白く読めます。そして、瀬川記念病院の先生だから瀬川病との比較が結構出てくるのが面白いです。2023/07/17

natsumi

1
対応はなんとなくわかっているけど専門治療のことは知識が無かったのでふむふむと。薬の話や結局生活リズム!という内容にそういうことが知りたいわけじゃないと思う家族もいるだろうけど、でもまずはそこだから……ということにいかに実感を持ってもらうかが自分の仕事かな。2023/06/20

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