出版社内容情報
久米忠史[クメタダシ]
著・文・その他
福井剛司[フクイコウジ]
著・文・その他
内容説明
大学・短大・専門学校への進学率は、83.8%と過去最高。保護者の実質賃金は伸び悩み、もはや進学に「奨学金」はなくてはならない存在となっている。年々複雑化する制度を安心して利用するための最新情報を徹底アドバイス。受験生・保護者・進路指導関係者必読の1冊!
目次
1 貸与型奨学金完全ガイド(基礎知識編;貸与型奨学金のQ&A編)
2 給付型奨学金完全ガイド(基礎知識編;給付型奨学金のQ&A編)
著者等紹介
久米忠史[クメタダシ]
奨学金アドバイザー。1968年生まれ。関西大学経済学部卒業。株式会社まなびシード代表取締役。奨学金アドバイザーとして2005年から沖縄県の高校で始めた奨学金講演会が「わかりやすい」と評判を呼び、全国で開催される進学相談会や高校・大学等での講演が年間100回を超える。「奨学金なるほど!相談所」で、無料メール相談もおこなっている
福井剛司[フクイコウジ]
奨学金FP相談室代表。奨学金アドバイザー/1級FP技能士/CFP。1974年生まれ。同志社大学経済学部卒業。大手外資系金融機関に23年間勤務した後、FP資格を持つ奨学金アドバイザーとして沖縄で独立。中学生・高校生・大学生・その保護者を対象に、奨学金と金融教育で活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mazda
29
高校生男子からの実際の質問だそうです。「自分が自殺したら、奨学金の返済で親に迷惑をかけてしまうのでしょうか?」。奨学金を借りるということは、これくらい切羽詰まった状況に追い込まれる、ということでもあります。借りることは簡単ですが、10年以上返済を続けることは、給料が安い新人時代にはかなりの負担です。こんなことを知らないくせに、お年寄りたちは「今の若い奴らは根性がない」とかいうのでしょうか…。いつか奨学金を出せるような人間になりたいと思っていますが、そこまで稼げるようにならねば!2023/09/16
だいすけ
1
子供の教育費は大きな課題ですな。 なんとか本人の希望にそってあげたいと多くの親が考えると思います。 あるFPさんから面白い考え方を教わったことがありました。 仮に奨学金に頼らず教育資金が準備できる家庭でも金融教育のためにあえて奨学金を借りるとのこと。 本人が社会人になって自力で返済するという経験をさせることが重要だとか。 もし家計に余裕があればその後で親が返済してあげてもよい。 たしかに毎月返済する経験をすればお金の有り難みが実感できるかもしれないなと思いました。2022/08/28