内容説明
薬のことも医師との付き合いも人には話せない悩みもまるごと!これ1冊で。
目次
1 基礎知識 双極症について知っておきたいこと
2 双極症って何? 医学的知識を知ろう
3 症状について よくあるものから個人差が大きいものまで
4 治療について 服薬から生活指導まで
5 医師について 患者と医師のコミュニケーション
6 人間関係について 家族・友人・恋人とのつきあい方
7 仕事・社会的活動について 休みたい、働きたいとき
8 恋愛・結婚・妊娠・子育てについて 自分もパートナーも大切にする方法
9 社会的逸脱行為などについて 他人には打ち明けにくい悩み
著者等紹介
南中さくら[ミナミナカサクラ]
精神科医、さくらこころのクリニック院長。三重大学医学部医学科卒業、有馬高原病院を経て2020年さくらこころのクリニック開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんてゃ
10
細かくて丁寧でいろんな局面で為になることがかかれてました!読むの大変だったけど家に置いて置くために買おうか迷い中!2022/08/04
しょうご
10
双極症の当事者としてとても参考になりました。 さくら先生が精神科医の立場でありながら患者ということもあり、双方の視点から書かれているのもよかったです。 患者本人はもちろん身近にいる方に手に取ってもらいたい一冊です。 気分の点数の付け方をこの本を参考に変えてみようと思います。2021/11/15
PyonPyonTokage
6
双極性障害と診断された人たちが知りたいこと、悩みについてほぼ網羅してある本。参考にしたい部分が多くあった。2024/07/22
ブルーツ・リー
5
比較的最近に出た、双極性障害の本。 最新の情報に通じている、というだけではなくて、著者の先生自身が、リベラルな考えを持っているのか、考え方も新しい時代に合わせたものになっているように思われた。 古い時代の双極の本では、ただひたすら「リスパダール、リスパダール」と、水銀を血中に含ませる事だけを考えるような先生も居たのだが、この本では、双極の症状として職場の理解、家族の理解、うつの時の立て直しかたから、果ては男女交際についてまで書いてくれていて、まさに、至れり尽くせり。 令和のメンタルヘルス本、という感じ。2021/12/27
aoi
4
精神科医で双極症を抱える筆者がQ&A方式で双極症について説明したり受け入れ方や改善法を答えていく。ぶ厚いし専門的な話もあるけどかなり読みやすい。 最初は興味本位で手にとって、気になる項目をパラ見感覚で読もうと思ってたけど結局最初から最後までしっかり読んだ。双極症の方だけでなく、どんな人にも為になる内容だと感じた。 図書館本なので自分でも買おうと思う。2022/01/03