不登校に陥る子どもたち―「思春期のつまずき」から抜け出すためのプロセス

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不登校に陥る子どもたち―「思春期のつまずき」から抜け出すためのプロセス

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  • サイズ 46判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772614542
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

内容説明

親や教育関係者、周囲の支援者が、子どもの心の病気や悩みに関する正しい知識を得て、少しでも適切な対応ができるようになれば、苦しんでいる子どもたちにとって大きな助けになります。不登校、ひきこもり、家庭内暴力、ネットゲーム依存…「心の問題」を「思春期のつまずき」という視点でとらえ、子どもにかかわる基本的視点と実践的な対応法を紹介します。

目次

第1章 不登校と思春期
第2章 不登校の背景
第3章 家庭内暴力と不登校
第4章 電子メディア依存と不登校はどのように関係しているか
第5章 不登校にどう対応していくか
第6章 思春期の子どもに親はどう対応すべきか

著者等紹介

成重竜一郎[ナリシゲリュウイチロウ]
社会医療法人公徳会若宮病院児童精神科医長。2001年、日本医科大学医学部卒業。東京都立梅ヶ丘病院、日本医科大学付属病院、厚生労働省などを経て、現職。日本医科大学非常勤講師。医学博士、日本精神神経学会認定精神科専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ専門医。専門は児童思春期精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y.Yokota

5
「不登校」が起こっていく環境、周りや当事者の心理などを、実際に診療に携わった経験をもとに、とても分かりやすく説明しています。学校に行けなくなった子は最初は行けないことを認めない、指摘したがる自分はこの時点で気をつけないといけないです。ゲームをやめたり生活環境を改善すれば登校できるわけじゃなくて、登校できないからゲームに依存したり夜更かししたりする、なので登校できない原因が分からなくてはいけないとか、かつ不登校を思春期にある意味では必要なものと捉えていたり、とてもいい視点で書いてくれている本でした。2023/01/13

だいご

5
不登校を理解するためのキーワードは強すぎる「自己」(客観的な自分)と弱すぎる「自我」(主観的な自分)。ゲーム依存などは直接的な原因ではなく、現実逃避の手段に過ぎない。だから、ゲームを取り上げることには意味がない。日本人特有の同調性が「自己」と「自我」に作用するが、社会を変えることはできないため、まずは不登校を肯定し、「自己」を強める。そして、徐々に徐々に時間をかけて登校できるようにしていくことが大切。これも日本人特有のものか、どうしても年相応の能力を求めてしまうけど、無理をさせないことが大切だとわかった。2022/08/15

ソーシャ

2
児童精神科医の先生が思春期の不登校について、社会的・心理的背景、そしてその経過についてわかりやすく解説した一冊。強い自己と弱い自我という考えを用いて、その心理を分析をしていくのは鮮やかでわかりやすくはあるのですが、一般論としてそういう人が多いとしてもそうじゃない人も多いような気がするのですよね・・・2022/07/16

TOMTOM

2
電子メディア依存は、それそのものに依存しているわけではなく、「逃避」であると。なので、メディアから引き離すことではなく、逃避の原因(背景)を解決していかなければ依存から脱却しずらいとの分析は、なるほど。ゲームに依存して昼夜逆転するのではなく、昼夜逆転することで学校に行かずにすむから、と。2021/09/25

のん

1
不登校の背景から対応まで児童精神科医からの理論的な見解で解説してあり、とても納得のいく一冊であった。不登校経験者の知り合いの子からお勧めされたが、不登校に陥る心理がとてもよく理解できた。「強すぎる《自己》と弱すぎる《自我》」、不登校の本質は気後れである。不登校の初期はどうにかして学校に行かそうとし、学校に行かないならみんなと同じように早寝早起きしなさい、勉強しなさい、と指示していた。全部だめな対応だったのだ。正しい知識を得ることは親子にとってとても大事だ。不登校で悩む親、学校関係者にぜひ読んでもらいたい。2024/03/07

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