イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド―アセスメントと早期対応のための50の指針

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イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド―アセスメントと早期対応のための50の指針

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  • サイズ B5判/ページ数 160p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784772613743
  • NDC分類 378.8
  • Cコード C0037

出版社内容情報

しゃべれないことの背景には不安が隠れています。
放っておかず、状況と本人の意志を把握してサポートにつなげましょう。しゃべれないことの背景には不安が隠れています。
放っておかず、状況と本人の意志を把握してサポートにつなげましょう。

第1章 
【事例】1 少し話せるために、かえってわかってもらえなかった中学校1年生のAちゃん
【事例】2 だれかと話すのが怖くて硬直してしまう小学校2年生のBくん
【事例】3 話せないだけではなくトイレにも行けない、給食も食べられなかった小学校2年生のCちゃん
【事例】4 特定の友だちとは話せるが、発表ができないDちゃん
【事例】5 いじめがきっかけで小学校入学後、場面緘黙になったEさん
【事例】6 教師の不適切な介入や対応から不登校になったFちゃん
【事例】7 自閉症の特性を持ち場面緘黙もあるGちゃん

第2章 アセスメントと支援計画の作成
●最初にするべき2つのこと
●してはいけない4つのこと
●人×場所×活動で「次の一歩」を作る
●子どもをまるごと理解する「生態学的アセスメント」
●場面緘黙を理解する上で欠かせない「環境因子」ほか

第3章 クラス・学校の環境調整や関わり方の工夫、合理的配慮
●環境を整える
●コミュニケーションを取るための工夫
●声を出すための工夫
●授業や学習活動への参加
●合理的配慮
【実践例】行きすぎた「配慮」
【実践例】成績がつけられない
【実践例】「話せなければ合格できない」
●「話せる」ようになる準備を【環境の変化を活かす?】
●移行支援会議のポイント環境の変化を活かす?
●就学時健診から入学までの準備環境の変化を活かす?
●入学式?新年度環境の変化を活かして「話せる子」に?
●中学校や高校への進学環境の変化を活かして「話せる子」に?
●進級やクラス替え環境の変化を活かして「話せる子」に?
●転校は有効?【環境の変化を活かして「話せる子」に?】

第4章 特別支援教育制度の活用と関係機関との連携
【実践例】? 特別支援学級での指導
【実践例】? 通級での指導
【実践例】? スクールカウンセラーとの連携
【実践例】? スクールソーシャルワーカーとの連携

金原 洋治[カネハラ ヨウジ]
著・文・その他

高木 潤野[タカギ ジュンヤ]
著・文・その他

目次

第1章 場面緘黙の子どもたち―症例と背景(少し話せるために、かえってわかってもらえなかったAちゃん;人と話すのが怖くて硬直してしまうB君 ほか)
第2章 場面緘黙の子どもを支援する視点とやり方(最初にするべき2つのこと;してはいけない4つのこと ほか)
第3章 環境調整・関わり方の工夫・合理的配慮(環境を整える1 話しことばの表出の前に;環境を整える2 教室を過ごしやすく ほか)
第4章 特別支援教育制度をどう活用するか関係機関とどう連携するか(特別支援学級と通級の活用1 制度上の違い;特別支援学級と通級の活用2 自立活動 ほか)
巻末資料

著者等紹介

金原洋治[カネハラヨウジ]
山口県下関市、かねはら小児科院長。山口大学医学部卒業。日本保育保健協議会理事、日本小児心身医学会代議員、日本緘黙研究会理事、かんもくネット会員。クリニックに発達支援室ベースキャンプを開設し「子育て支援」と「心身障害者の地域生活支援」のコンセプトを大切に診療を行っている

高木潤野[タカギジュンヤ]
長野大学社会福祉学部准教授、信州かんもく相談室代表。東京学芸大学大学院連合学校教育研究科学校教育学専攻博士課程修了。東京都立あきる野学園養護学校自立活動専任教諭(言語指導担当)、八王子市立第四小学校きこえとことばの教室、東京学芸大学非常勤講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さおり

39
場面緘黙のお子さんは、意外とたくさんいます。しかし、「様子を見ましょう」という言葉で放置されているケースがとても多い。なぜかと言えば、本人が静かに困っている状態は、まわりの大人を特に困らせないから。この本は、緘黙の症状を積極的に改善しようとする立場で書かれています。ただし、失敗したらなお拗れるのは確実。だからこそ大切なのは、丁寧で的を射たアセスメント。本人との合意形成。的確なスモールステップ。関係者間の連携。焦らず、決して諦めず、困難の中でもお子さんの味方でいてくれるひとの存在がなにより重要だと思う。2022/05/01

けい子

15
やっていい事よりも、ダメな事に意識して接したい。やっていい事に集中したら、やりすぎ感が出るから、多分子どもがしんどい。2021/11/14

小木ハム

13
とてもわかりやすい。手に取った人にわかってもらう事を一番に書かれている。個別指導計画の作成や支援のポイントなど学校の先生向けの内容です。場面緘黙は社交不安、全般性不安、分離不安などからなる不安症のひとつに分類されている。発現頻度は0.15~0.8%で大きな学校なら1~2人いる。不登校率は約10%。生まれつき繊細で気持ちを表現するのが苦手な行動抑制気質の子に起こりやすく、入園・入学など集団デビューの心理的な負荷が引き金になりやすい。症状の重さは子どもによってピンキリで、重いと『緘動』を伴うことがあり、これは2020/09/13

むつの花

7
良書。場面緘黙の症例と背景、アセスメントの方法、具体的な支援方法が書かれている。学校で少し話せる、答えが決まっているものなら話せる場合でも学校生活に支障をきたす場合は場面緘黙であることを初めて知った。場面緘黙の子には、集団の場で身体が動かなくなる緘動を伴うことがよくある。場面緘黙は不安症群のひとつに分類され、他の不安症を併せ持つケースも多い。楽しく自信をつけながら、場数を踏ませていくよう接する。リラックスできる環境整備、非言語的コミュニケーションを行う、声をかけるが反応をもとめない、さりげなくほめる。2020/11/01

Asakura Arata

5
学校の先生用に書かれている。緘黙は、基本的に本人が話したがっているかどうかが大きい。大人編も出してくれるとタスカル。2019/04/29

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