ギャングを抜けて。―僕は誰も殺さない

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ギャングを抜けて。―僕は誰も殺さない

  • 工藤 律子【著】
  • 価格 ¥1,716(本体¥1,560)
  • 合同出版(2018/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772613460
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C8036

出版社内容情報

僕は中米のホンジュラスで生まれた。
一年中ランニングシャツ1枚ですごせるほどあたたかくて、緑豊か、美しい自然に恵まれているすてきな所だ。
──と言いたいところだけれど、現実には、町の大部分が貧しい人たちの質素な家が並ぶスラムで、活気がなく、しかも危険な空気に満ちている。
僕は16歳のとき、故郷を離れ、一人でメキシコシティまでやってきた。
着の身着のままの旅の果てに、たどりついたんだ。
なぜそんなことをしたのかって?
それはギャング団から逃れるため。人殺しにならないためさ。

生き延びるために、危険な旅に身を投じる中米の子どもたち、
「自分の道」を切り開こうともがくその姿をリアルに伝える。
杉山セリナさん推薦!

1 ギャングが支配する町
2 ディスコの悲劇
3 貧乏でも楽しい日々
4 ギャングになる
5 仲間たちの悪業
6 「一人、殺さなきゃならない」
7 ギャングから逃げる
8 メキシコに来た
9 「野獣」に乗る
10 難民認定を目指す
11 降って湧いた幸運
12 新しい生活
13 兄さんとの再会
14 本当の自立への道
15 最悪のクリスマス
16 悪夢は続く
17 ギャング団という「居場所」
18 新たな人生へ
19 日本のみんなへのメッセージ

工藤律子[クドウリツコ]
著・文・その他

目次

ギャングが支配する町
ディスコの悲劇
貧乏でも楽しい日々
ギャングになる
仲間たちの悪業
「ひとり、殺さなきゃならない」
ギャングから逃げる
メキシコにたどり着く
「野獣」―ラ・ベスティア
難民認定を目指して〔ほか〕

著者等紹介

工藤律子[クドウリツコ]
1963年大阪府生まれ。ジャーナリスト。NGO「ストリートチルドレンを考える会」共同代表。東京外国語大学地域研究研究科修士課程の頃から、ジャーナリストとして活動を始める。スペイン語圏を中心に、貧困や格差といった社会問題、歴史や文化を取材している。著書『マラス 暴力に支配される少年たち』(集英社)で第14回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

35
実話を元に、少年へのインタビューを再編成し、自分語り形式で書かれている。児童書だが、中米のスラムでギャングになるか死ぬかしかない現状を、わかりやすく伝えている。クレイジージャーニーのゴンザレス丸山氏の回とかでよく見るけど、ほんとにこの辺の事情はなぁ…彼は相当の幸運で、実際にはこうはなれずになんらかの殺す/殺される運命にある、産まれたときから逃れられない苦境を思うととても辛い。2024/11/26

G-dark

10
治安の悪い地域で生まれ育った若者アンドレス。一旦はギャングの仲間になることを選びます。ところが、ギャングの正式メンバーになるためにひとり殺せ、と命じられて、ハッと我に返ります。殺人を断れば自分が殺されるし、殺人を失敗してもやはり殺される、という極限状態の中で、アンドレスは「逃げる」ことを選びました。逃げたから、誰かを殺さずに済んだし、誰かに殺されずに済んだし、自殺もせずに済みました。何かに追い詰められてしまうと、「逃げる」という選択肢すら無くなってしまいがちですが、常にその選択肢は残しておきたいですね。2020/04/13

Goblin_Tale

4
中米のホンジュラスでのギャングの脅威。著者は工藤 律子さんですが、主人公は実在するホンジュラス人のアンドレスさんです。 ギャングに入らないと自分や家族に危険が迫るなんて、あまりに過酷な選択が少年達に強いられます。 印象に残ったのは、他の子供達からのイジメを逃れるためにギャングに入る子供もいるということ。 そしてギャングの中でも容赦のない残忍な殺し屋となったのが元イジメ被害児だった、という部分です。2022/07/30

トッシー7

4
アンドレスは語っている以上の言いたくない経験もしているんじゃないだろうか。読むことが出来てよかった。 2018/08/31

まめもやし3

4
ホンジュラス。恐ろしい国、と思っていいのだろう。主人公の少年はとても運が良かっただけ。戦争でも内戦でもないのに少年たちが人を殺す国。なんとかなってほしいが。2018/08/20

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