出版社内容情報
夏休みの終わり、マックスが公園で出会った「言葉をなくした少年」は、シリアからにげてきた難民だった。2015年の夏休みの終わり、マックスが公園で出会った”言葉をなくした少年”は、シリアからにげてきた難民だった。
宗教や習慣のちがい、テロ事件の恐怖におびえて「難民は出ていけ」とさけぶ大人たち。マックスは心ゆれつつも、タミムがかいた、涙でにじんだ「お母さんと妹の絵」が頭からはなれなかった。
100万人とも、120万人ともいわれる大量の難民がおし寄せたドイツでおこったことーー。
中東の難民がドイツにたどりつくまで
第1章 マックス、タミムと知り合う
第2章 言葉を見つけ、交換する
第3章 なぜドイツは難民をたくさん受け入れるの
第4章 高まる反対の声
第5章 アフガニスタン人の家族
第6章 イースターの大討論会
第7章 1945年のドイツ
第8章 難民はテロリスト?
第9章 習慣のちがいがトラブルを呼ぶ
第10章 ドイツ人になる
第11章 知り合い混じり合って暮らす
あとがきにかえて
今泉みね子[イマイズミミネコ]
著・文・その他
内容説明
2015年の夏休みの終わり、マックスが公園で出会った“言葉をなくした少年”は、シリアからにげてきた難民だった。宗教や習慣のちがい、テロ事件の恐怖におびえて「難民は出ていけ」とさけぶ大人たち。マックスは心ゆれつつも、タミムがかいた、涙でにじんだ「お母さんと妹の絵」が頭からはなれなかった。100万人とも、120万人ともいわれる大量の難民がおし寄せたドイツで起こったこと―。
目次
1 マックス、タミムと知り合う
2 ことばを見つけ、交換する
3 なぜドイツは難民をたくさん受け入れるの
4 高まる反対の声
5 アフガニスタン人の家族
6 イースターの大討論会
7 1945年のドイツ
8 難民はテロリスト?
9 習慣のちがいがトラブルをよぶ
10 ドイツ人になる
11 知り合い混じり合ってくらす
著者等紹介
今泉みね子[イマイズミミネコ]
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部自然科学科生物学(生態学)専攻卒業。1983年から1986年に、西ドイツのフライブルク大学に子連れ留学する。1990年からフライブルクに永住、ヨーロッパの環境政策・対策について執筆・講演・調査、動植物や環境問題に関する英語・ドイツ語書籍の翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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