出版社内容情報
空襲にまつわる歴史と実態を、今こそ次世代へ伝えたい。
豊富な資料や証言で読み解く、中学生から読める必携ガイドブック。空襲にまつわる歴史と実態を、今こそ次世代へ伝えたい。
豊富な資料や証言で読み解く、中学生から読める必携ガイドブック。
第1章 無差別爆撃の歴史
第2章 アジアの中の日本空襲
第3章 東京空襲の全貌
第4章 空襲・防空下の市民生活
第5章 空襲後の人びと
第6章 空襲の記憶と記録
資料編
年表
東京大空襲・戦災資料センター[トウキョウダイクウシュウナカグロセンサイシリョウセンター]
著・文・その他/編集
目次
第1章 東京と世界の空襲(世界の空襲の歴史;東京空襲の概要 ほか)
第2章 戦時下の日常(帝都復興と大東京;防空体制 ほか)
第3章 空襲の実相(B29爆撃機;アメリカ軍の戦略と兵器 ほか)
第4章 空襲後のあゆみ(仮埋葬;霊名簿 ほか)
著者等紹介
吉田裕[ヨシダユタカ]
東京大空襲・戦災資料センター館長、一橋大学名誉教授。1954年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授などを経て、2018年定年退職し、現職。専門は日本近現代史。『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書、2017年)で、アジア・太平洋賞特別賞(2018年)、新書大賞2019を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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更紗蝦
23
2020年に全面的にリニューアルした「東京大空襲・戦災資料センター」の図録です。私は都内の博物館や美術館はそれなりに足を運んでいる方だとは思うのですが、2002年に開館したこのセンターを知ったのはつい最近のことで、図書館で東京大空襲に関する本を借りたことがきっかけでした。この図録も、図書館で借りて読んでいるので、いずれはセンターに足を運んで、資料を直に見てみたいです。(ちなみに、東京大空襲の資料というと、江戸東京博物館と昭和館でも見た記憶があるので、そちらにもまた行ってみたいです。)2022/04/28
kaz
1
戦争の悲惨さは、知識としてはもちろん知っているが、やはり焼け焦げた死体の写真は、見ていて辛いものがある。図書館の内容紹介は『2020年に全面的に展示をリニューアルした、東京大空襲・戦災資料センターの図録。戦争体験のない現代の来館者に、東京大空襲の実相を分かりやすく伝える展示を紹介する。遺体の写真・画像も掲載』。 2022/04/22
あさつゆ
0
東京大空襲を次世代に伝える際の参考になる本。朝鮮人の空襲被爆者についても掲載されている。2023/09/18