出版社内容情報
しゃべりたいのに人前ではしゃべれなくなってしまう「場面緘黙症」になったわたし・モリナガアメ。自分のことを幼稚園時代からふりかえって、自分のこと、家族のこと、力になってくれた人たちのことを描いてコミックエッセイにしました。
★かんもくのはじまり
ネガティブな幼稚園時代
ねじれたモリナガ家
★小学校低学年~中学年
自信につながらない
給食のトラウマ
転校
心の支え
★中学入学
苦痛な英語の授業
山田さん
みんなの言葉に耐えられない
なんと面接が得意! 高校受験
★高校デビュー
イメチェンからのめでたしめでたし……?
克服? 後遺症? そして絶望
自虐と人間関係
頭の中の「死ね」コール
★社会人になる
うつを自覚してもボロボロになって働く
同人活動でをみつける
誰かに気づいてもらえた日
実際の交流は……
世界を広げてくれた人
★そして家を出る
あいかわらずの家族、念願の引っ越し
試行錯誤の毎日
ついに発覚! 私は場面緘黙だった
エピローグ
モリナガアメ[モリナガアメ]
・モリナガアメ
幼稚園入園を機に「話せない子」になる。
その後克服するべく奮闘するが、家庭の問題や運の無さもあり、なかなか上手くいかず、つまずきまくりの人生を送る事に。
19歳頃に自信をつけるため始めた同人活動にのめり込み、活動の中で出会った人達との交流をきっかけに少しずつ立ち直る。
20代後半になり、改めて自分や家族と向き合おうと色々調べていた所、偶然昔の自分が「場面緘黙症」だった事を知り衝撃を受ける。
場面緘黙症を広めるため、WEBでコミックエッセイ「かんもく少女が同人BL漫画を描いて人生救われる話」を公開した所話題となり、本書を出版。
現在は同人活動だけでなく、雑貨やアクセサリーなどオリジナルの作品制作も行い、幅広く活動している。
pixiv…https://pixiv.me/morinagaame
ホームページ…http://amemorinaga.wix.com/amemuchi
加藤哲文[カトウテツブミ]
・加藤哲文
上越教育大学大学院、臨床・健康教育学系 教授。日本緘黙研究会会長。
短期大学で保育士養成、社会福祉系大学で、主として障がい者福祉担当後、現在に至る。不登校、いじめ問題に対する学校担当者と保護者への支援、特別支援教育、重度行動障がい者の施設での処遇方法などを専門として講義や教員、指導員への指導を行ってきた。
内容説明
なんでクラスメイトと話せないんだろう?中学生になっても克服できないなんて…私ってダメなやつ!周りの人たちも自分も、「人見知りの激しい、とても大人しい子」だと思っていました。でも、ほんとは…場面緘黙症だったんです。
目次
1 緘黙の始まり―幼稚園
2 ひとりぼっちがふつう―小学校
3 友だちがいてもつらい―中学校
4 克服?後遺症?そして絶望―高校
5 仕事はキツイ 趣味はサイコー―社会人
6 ついに発覚!!―一人暮らし
著者等紹介
モリナガアメ[モリナガアメ]
幼稚園入園を機に「話せない子」になる。19歳頃に同人活動にのめり込み、少しずつ立ち直る。二十代後半になり、色々調べていた所、偶然昔の自分が「場面緘黙症」だった事を知り衝撃を受ける。場面緘黙症を広めるため、WEBでコミックエッセイを公開した所話題となる。現在は同人活動だけでなく、雑貨やアクセサリーなどオリジナルの作品制作も行い、幅広く活動している
加藤哲文[カトウテツフミ]
上越教育大学臨床・健康教育学系教授。国立大学法人上越教育大学大学院学校教育研究科教授。上越教育大学心理教育相談室室長。筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了教育学博士。臨床心理士、学校心理士、特別支援教育士スーパーバイザー、専門行動療法士。現在、日本緘黙研究会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
M
鷺@みんさー