出版社内容情報
ダンボール箱のなかで生ごみが消える! 堆肥になる!
においや虫の発生を抑え、なが?く続けられるたくさんのアイデア日本では、一昔前まで、生ゴミは「ごみ」ではありませんでした。家畜のえさに、積んで堆肥に、土に埋めたり……。
都市化が進み、ゴミの量が増え、ほとんどの調理クズや食べ残しなどは「ゴミ」として燃やされるようになり、日本は世界的に見てもゴミ焼却大国となったのです。しかも生ゴミの約80%は水分といわれ、燃やすには大量のエネルギーを必要とします。
ダンボールコンポストは、だれでも手に入れられるダンボール内で、土中の微生物の力をつかって生ゴミを分解・発酵し、堆肥に変える方法です。電気代が不要! エネルギーも薬品も使わない! 完全自然処法の良質な堆肥をつくり、家庭菜園で使う完全循環!
家庭で、保育園・幼稚園・学校で、各種施設で楽しみながら生ごみの循環をはじめましょう。
有機農産物普及・堆肥化推進協会[ユウキノウサンブツフキュウタイヒカスイシンキョウカイ]
1993年5月、市民、研究者、有機農業生産者によって、「有機農産物を食べよう」「生ごみを堆肥にしよう」という2つの目標を掲げ、全国的に運動を普及するために結成。生ごみを燃やさず、埋め立てず、堆肥にし、土へ還す活動を推進し、堆肥を使った豊かな土壌と健康によい農作物や花づくりを普及している。
内容説明
ダンボールコンポストは、微生物の働きで生ごみを有機堆肥に変える方法。電気も熱エネルギーも薬品も不要!完熟堆肥をつくれば、家庭菜園・畑で完全循環!生ごみを燃やさない・埋め立てないあなたのやさしい生活がはじまります。
目次
第1部 ダンボール箱の中で台所の生ごみが分解される(ダンボールコンポストで生ごみを循環へ;生ごみを分解する微生物 ほか)
第2部 ダンボール箱で生ごみを減らす法(生ごみの投入をはじめる;日常の管理 ほか)
第3部 ダンボールコンポストの生ごみ堆肥を完熟堆肥にする方法(生ごみはどのように分解されるのか;ダンボールのままで熟成させる ほか)
第4部 生ごみ堆肥化こぼれ話(落ち葉や枯葉を腐葉土にする方法;剪定枝を処理する方法 ほか)
第5部 私たちの生ごみ堆肥化作戦(生ごみ堆肥化にとりくんで 伊藤純子(新居浜市環境市民会議委員)
シンプルなダンボールコンポストに魅かれて 環境を考え行動する会(川崎市) ほか)
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