出版社内容情報
緊急出版!道徳の教科化を徹底批判し、あるべき道徳教育のあり方を提言する。
読者のみなさまへ
第1章 『私たちの道徳』を読み解く
■学校現場からの提言
・子どもを追いつめる道徳の教科化
・多様で創造的な道徳教育を実践する
・道徳の教科化を教育現場はどう受け止め、どう対処するか
第2章 私たちがめざす道徳教育と道徳の授業
■戦後道徳教育はどのように変遷してきたか
第3章 安倍「教育再生」は「戦争する国」をねらう
第4章 安倍教育政策にどう立ち向かうか
目次
第1章 『私たちの道徳』を読み解く
第2章 私たちがめざす道徳教育と道徳の授業
第3章 安倍「教育再生」は「戦争する国」をねらう
第4章 安倍教育政策にどう立ち向かうか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
19
道徳の教科化が安倍政権下で画策され、それを受けて中教審の答申が出された2014年に出版された。2018年に道徳は教科化してしまったが、本書はその危険性を訴える。安倍政権は戦後レジームからの脱却と称し、憲法理念である平和と民主主義の体制を攻撃して、戦争をするための国づくりを目的として愛国心教育を強化してきた。道徳の教科化はその一環である。目的は戦争を支持するような、国家権力に従順な子どもを作ること。そして大企業に貢献する一部のエリートを育成し、その一方でエリートになれない層を「自己責任論」で馴化すること。2021/08/25
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