出版社内容情報
体育やプール、制服、行事、友だち関係、カミングアウト……
LGBTの子どもたちにとって、日常生活の中にもたくさんのつらい場面や不安な要素があります。
そんな時、身近に一人でも相談できると思える人がいることが何よりも力になります。
教育に携わる人はもちろん、子どもとかかわるすべての大人に読んでもらいたい1冊です。
LGBT当事者の学生50人の声を収載。
【著者紹介】
特定非営利活動法人ReBit代表理事。特定非営利活動法人ReBitは2009年12月 団体設立。大学生を中心に若者世代約200名が活動するNPO法人(代表理事藥師実芳、2014年3月認可)。LGBTを含めたすべての子どもがありのままの自分でオトナになれる社会の実現を目指して、子ども向け、保護者向け、教職員向けなど、小学校?大学、教育委員会などへの出張授業、企業と提携したセミナーなどを開催している。神奈川県教育委員会、横浜市男女共同参画協同事業などへの講師派遣、参画。東京レインボーウィーク実行委員。2011年度より全国7カ所で「LGBT成人式」を実施(世田谷区・世田谷区教育委員会の後援)、2013年度より「LGBT就活」(就活生支援事業)実施。
内容説明
LGBTは、20人に1人いるといわれています。学校生活、友だち関係、いじめ、将来への展望、カミングアウトなど、LGBTの子どもたちは、毎日、不安に押しつぶされそうになりながら生活しています。子どもたちとかかわるすべての大人に知ってもらいたい、LGBTの子どものこころに寄り添うための本。
目次
LGBTってなんだろう?
4つのセクシュアリティ
さまざまなセクシュアリティ
LGBTの子どもたちに起こっていること
男らしさ?女らしさ?
なぜ、LGBTについて学校で教える必要があるの
性別で分かれていることってなんだろう?
みんなが使いやすいトイレって?
みんなが楽しい体育・プールって?
みんなが受けやすい健康診断って?〔ほか〕
著者等紹介
薬師実芳[ヤクシミカ]
早稲田大学商学部卒業。特定非営利活動法人ReBit代表理事
笹原千奈未[ササハラチナミ]
東京女子大学現代教養学部国際社会学科社会学専攻4年在学。特定非営利活動法人ReBit。大学ではセクシュアリティの研究に取り組む
古堂達也[フルドウタツヤ]
埼玉大学教養学部現代社会専修社会学専攻卒業。大学ではゲイ・バイセクシュアル男性のライフストーリー研究に取り組む。特定非利活動法人ReBit
小川奈津己[オガワナツキ]
中央大学文学部人文社会学科国文学専攻卒業。中高一貫校教諭。特定非営利活動法人ReBit(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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