出版社内容情報
第一線で活躍する新聞記者たちが今までに書いた具体的な記事を通して、国民の知る権利が危機に直面していることをリアルに伝える。
?T部 新聞記者にとっての秘密保護法
秘密保護法とは何か
新聞社と記者は秘密保護法でどのような影響を受けるのか
新聞の記事の作り方の流れの中で、どう萎縮が起きるのか
ジャーナリストが秘密を暴いても処罰されないヨーロッパやアメリカ
新聞労連と秘密保護法
?U部 秘密保護法によって、こんな記事は読めなくなる
「国民をだまさないために~北海道警裏金問題取材から」
「屈せず、臆せず、したたかに~在日米軍取材から」
「基地を覗く、命を守る~秘密に包囲された沖縄米軍基地の取材から」
「これ以上取材活動を制限するのか~原発をめぐるさまざまな闇を探る取材から」
「実名で語ることの重み~米軍基地で働く日本人作業員の取材から」
「『市民への監視』を監視するために~自衛隊・情報保全隊取材から」
「現在進行形の調査報道にも支障が~政治家・閣僚への取材から」
「気象情報を『特定秘密』にしないために~気象庁への取材から」
「『ブラックボックス化』進む警察~情報公開制度を駆使した取材から」
「公安警察がつくった警察のための秘密保護法~公安警察への取材から」
青木 理(構成・日比野敏陽)
?V部 市民の日常活動にもこんな影響が……
原発情報発信はテロ?/仕事の話も秘密漏えい
環境保護も秘密に?/大学院生も!/適正評価が家族を分断する?!
情報公開を求めただけなのに…
あとがきにかえて
目次
1部 新聞記者にとっての秘密保護法
2部 秘密保護法によって、こんな記事は読めなくなる(「二度と国民をだまさないために 北海道警察裏金問題取材から」;「屈せず、臆せず、したたかに 在日米軍取材から」;「基地を覗く、命を守る秘密に包囲された沖縄米軍基地への取材から」;「これ以上取材活動を制限するのか 原発事故をめぐるさまざまな闇を探る取材から」;「実名で語ることの重み 米軍基地で働く日本人作業員への取材から」 ほか)
3部 市民の日常生活にもこんな影響が…―秘密保護法施行後の世界
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- なごみクラブ (11) バンブーコミッ…