出版社内容情報
大統領や首相でも、拷問や虐殺をおこなった者を裁けるしくみがあることを知る本。高遠菜穂子さん推薦!
大統領や首相でも、
拷問や虐殺をおこなった者を裁けるしくみ
国際刑事裁判所は、暴力や差別、紛争によって人びとを傷つけたり殺したりした者を公正に裁き、被害を受けた人びとを支援することを目的に、2002年に設立された国際的な裁判所。
人権侵害の真実、加害者の責任を明らかにし、被害者への補償や支援を通じてその傷を癒す取り組みは、重大な人権侵害の再発を防ぐために、世界の枠組みを大きく変える画期的な機関として期待されています。
本書は、国際刑事裁判所の背景や理念、しくみや取り組み、そして今後の課題など国際刑事裁判所のすべてが、わかりやすく理解できる入門書です。
■高遠菜穂子さん推薦!
第1章 知ってほしい世界の現実
第2章 重大な人権侵害に対する国際社会のとりくみ
第3章 国際社会は戦争を防ごうとした
第4章 国際社会はドイツ・日本の重大な人権侵害をどう裁いたか
第5章 市民社会が戦争を裁く「民衆法廷」の誕生
第6章 地域紛争の解決が国際社会の課題になった
第7章 国際刑事裁判所は平和な世界をつくるために生まれた
第8章 国際刑事裁判所が裁く4つの罪
第9章 裁くのはだれ? どうやって裁いているの?
第10章 国際刑事裁判所の限界
第11章 深刻な人権侵害をなくすために……
【著者紹介】
国際的な人権NGO。日々、世界中の人権侵害を監視し、対象国に通知したり、世界中の人々に知らせたり、国連に働きかけたりしている。約80カ国に事務所があり、300万人以上の人が活動に協力。人権分野では世界最大のNGOで、ノーベル平和賞受賞。
目次
知ってほしい世界の現実
重大な人権侵害に対する国際社会のとりくみ
国際社会は戦争を防ごうとした
国際社会はドイツ・日本の重大な人権侵害をどう裁いたか
市民社会が戦争を裁く「民衆法廷」の誕生
地域紛争の解決が国際社会の課題になった
国際刑事裁判所は平和な世界をつくるために生まれた
国際刑事裁判所が裁く4つの罪
裁くのはだれ?どうやって裁いているの?
国際刑事裁判所の限界
深刻な人権侵害をなくすために
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京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
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