出版社内容情報
子どもの睡眠における問題は、子どもの心身の成長、発達に大きな影響を与えて、子どもの一生が不利になってしまうことです。とくに、こころの問題が睡眠と深く関連していることから、子どもの睡眠の問題は、社会的問題として、たびたびとりあげられてきました。
具体的には、携帯電話、パソコンとかかわっている時間が長くなった分、睡眠時間が短くなり、その結果、昼間の眠気・居眠りや、集中力・注意力・意欲の低下につながり、昼間の学習、生活へ悪影響を及ぼしています。また、抑うつ状態、不安・焦燥・キレやすいなど、こころにも悪い影響を与えています。
子どものこころを理解するために、本巻でとりあげた睡眠障害を知り、治療や予防に役立てることにより、子どもの健全な育成を考えてみることにしましょう。
第1章 子どもの睡眠の発達、メカニズム
第2章 不眠症─眠ってくれない子ども
第3章 睡眠時随伴症と睡眠時運動障害
第4章 子どもの過眠症
第5章 昼夜が逆転しリズム障害に陥る子ども
第6章 子どもの睡眠時無呼吸症候群
【著者紹介】
公益財団法人精神・神経科学振興財団睡眠健康推進機構 機構長医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木 理事
目次
第1章 子どもの睡眠の発達、メカニズム
第2章 不眠症―眠ってくれない子ども
第3章 睡眠時随伴症と睡眠時運動障害
第4章 子どもの過眠症
第5章 昼夜が逆転しリズム障害に陥る子ども
第6章 子どもの睡眠時無呼吸症候群
著者等紹介
大川匡子[オオカワマサコ]
公益財団法人精神・神経科学振興財団、睡眠健康推進機構機構長、医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木理事、他。群馬大学医学部卒業後、ベイラー医科大学睡眠研究所、イエデボリ大学臨床神経生理学教室に客員研究員として留学。帰国後は秋田大学医学部精神科、国立精神・神経センター精神保健研究所・精神生理部部長、滋賀医科大学精神医学講座/睡眠学講座・教授を経て、現職に至る。1989年ベルツ賞、2005年ポールヤンセン賞を受賞。著書、原著論文多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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