子どものこころの発達を知るシリーズ<br> 自傷・自殺する子どもたち

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子どものこころの発達を知るシリーズ
自傷・自殺する子どもたち

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  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772611459
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

出版社内容情報

子どもの傷つけられた体験を理解し、子どもを救うためにはどうサポートしていけばいいのかを考えます。
■杉本彩さん推薦! 悩みや苦痛を抱えたときに一人で抱え込み、誰にも助けを求めないこと。これこそが最大の自傷的な行動であり、同時に、子どもの将来における自殺リスクを高める根本的な要因なのです。
 子どもの傷つけられた体験を理解し、子どもを救うためにはどうサポートしていけばいいのかを考えます。
■杉本彩さん推薦!

第1章 自傷とは何か
 1 自傷の実態
 2 自傷の手段・方法
 3 なぜ自傷するのか
 4 自傷と自殺の違い
 5 自傷の定義
第2章 自傷のメカニズムに関する仮説
 1 自傷の神経生物学的モデル
 2 神経生物学的モデルの背景にある生育環境
 3 自傷と解離の関係
 4 暴力の観察学習
 5 自傷の伝染性とメディアの影響
第3章 自傷というアディクションーー死への迂回路
 1 アディクション~気分を変えるための行為
 2 自傷はアディクションなのか
 3 自傷のアディクション化プロセス
 4 自傷から過量服薬へ
 5 過量服薬をするリスクの高い若者の特徴
 6 自傷から自殺へ
第4章 援助にあたっての心構え
 1 援助者は「氷山の一角」しか知ることができない
 2 傷のケアをしないことも自傷
 3 援助希求能力の芽を摘まないこと
 4 自傷に向き合う際の注意点
 5 親に内緒にしてほしい!?
 6 援助者の援助希求能力も大切である
第5章 対応の実際
 1 自傷に関する情報を大ざっぱに収集する
 2 精神科に紹介する際の判断基準
 3 精神科に紹介したらそれで終わりではない
 4 自傷に関する情報を詳しく収集する
 5 置換スキルの習得
 6 自傷する若者との面接の実際
 7 自傷が止まった後で
 8 「死にたい気持ち」に気づくこと
 9 「死にたい」と考える人にかかわり、つなげること
第6章 家族と学校に伝えたいこと
 1 家族への働きかけ
 2 学校における自傷の伝染防止策
 3 学校における自傷・自殺予防プログラムのあり方

松本 俊彦[マツモト トシヒコ]
著・文・その他

目次

第1章 自傷とは何か
第2章 自傷のメカニズムに関する仮説
第3章 自傷というアイディクション―死への迂回路
第4章 援助にあたっての心構え
第5章 対応の実際
第6章 家族と学校に伝えたいこと

著者等紹介

松本俊彦[マツモトトシヒコ]
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター副センター長/薬物依存研究部診断治療開発研究室長。平成5年佐賀医科大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部附属病院にて臨床研修の後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部などを経て、平成19年より同研究所自殺予防総合対策センター自殺実態分析室長、平成20年より薬物依存研究部室長を併任、平成22年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

32
大人は別に自傷しようが自殺しようがてめえの選択だから構わない。でも人生経験の浅いこども達が他に手段も道も山ほどあるのに自分を苛む選択肢しか選べないってのは間違っているし力尽くでもやめさせなければならない。共倒れしないような援助の仕方は勉強になった。誰かを救うときに自分までミイラ取りがミイラになるようなことがあってはならない。強さと知識がなければ他者を救うことなんて出来ない。2017/06/30

ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)

23
極軽度だがADHDと自閉傾向があるとわかった息子。小4の今は成長とともにほぼなくなってきたが、小2の頃はクラスメイトのちょっとした言葉で自分の手や腕を掻くことがあり とても心配したし悩んだ。あれから病院、発達検査、相談所、学校、県や市の窓口、放課後デイサービス等 必死に駆け回り情報を集め本人理解を深め、ようやく少しずつ落ち着いてきた最近。たくさんの理解者や繋がりが息子のまわりにいてくださることに感謝しつつ、これからも息子の良き理解者として共に成長していきたい。2024/11/21

たかこ

18
#読了 「援助希求能力の乏しさ」。自傷や自殺には、悩みや苦痛を抱えたときに、一人で抱え込み、誰にも助けを求めることができない、という問題がある。周囲に信頼できる大人がいたことがない場合、誰かに助けを求めるという選択肢ができない場合もあるし、たとえ身近に信頼できる人がいたとしても過去の体験のせいでうまく伝えられないかもしれない。伝え方が未熟で思いが伝わらなかったり、逆に怒りをかってしまうかもしれない。でも、筆者は3人に1人は信頼できる大人がいるという。そのうちの1人になれる大人でいたい。 2021/08/22

はづき

18
良書。たまたまSNSで流れてきた中高生向けの記事で「自傷を友人から相談されたら、ひとりで抱え込まずに信頼できる大人につなげよう」みたいなことが書いてあって、自分大人やけどそれを告げられたときに、どうしたらいいかわからんわとおもって手に取った本。養護教諭など、接する機会の多い人向けに実践的に書かれていて、とても勉強になりました。いろんな心理学者の説もたくさん引用されていたけれど読みやすい文章でした。2016/08/07

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

14
死ぬこと以外かすり傷という本がありましたが(読んでません)自傷者にとってまさに死ぬこと以外はかすり傷のようで。自傷はアディクションであるという指摘が皿の膝割りで、ということは依存症はすべからく自傷であるということか。「自殺ダメ、絶対」が百害あって一利なしという松本先生の普段の主張と変わりなく、白か黒かで接してしまうと結局当事者を追い詰めるだけなのだな。繋がり続けること、それしかない。2021/08/07

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