内容説明
「勉強しなさい!」がいらなくなる学習習慣づくりのテクニック。ベテラン小学校長先生が教えます。
目次
習慣その1 学習環境を整える(適した場所で学習する;食卓テーブルでも学習させる ほか)
習慣その2 基礎的な学習技術を育てる(腰を立てていすに腰かけさせる;鉛筆のもち方を教える ほか)
習慣その3 子どもの学習につき添う(親も「学習めいたこと」をする;子ども、親、きょうだいの座る位置 ほか)
習慣その4 学習効果を高める工夫(まず教科書を音読させる;音読は黙読の4倍以上の効果がある ほか)
習慣その5 子どもをその気にさせるひとこと(勉強することの意味を語る;「見て、見て!」が子どもを伸ばす ほか)
著者等紹介
横藤雅人[ヨコフジマサト]
1955年、北海道留萌市生まれ。札幌市立羊丘小学校校長。学級経営や生活科、総合的な学習の時間を中心に研究している。北海道教育大学卒。学級経営論や授業方法について教師向けの講演のほか、自校・他校での授業公開などを積極的におこなう。また、保護者向けに家庭教育のあり方や学校との連携の仕方などについての講演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろくま
6
著者は小学校の校長先生(2012年当時)。学習習慣作りに関して、教職の経験から効果のあったもの50をかなり具体的に紹介しています。当たり前のものもありますが、読んで損はないと思います。以下は気になったところ。9.家のあちこちに本を置く。12.腰をたてて椅子に腰かけさせる。椅子の高さがポイント。14.辞書や事典に親しませる。本の箱やカバーは捨てる。32.教科書を音読させる。高速読み、ダウト探し、真似しない読み、劇読み。35.筆順は原則8つを教え考えさせる。40.自由研究は1冊のスケッチブックにまとめる。2016/10/18
Roy。
5
【学習効果向上の参考書】 書かれていること全部実践は大変そうなので、しっかりと子供を見てあげ、親身になって話をきいてあげ、隣で一生学習するんだよってことを認識できるようにしてあげればOKと思う!できるとこから実践、特に習慣5! また、校長先生の家庭と教え後の家庭で成功したことを載せているらしいが校長先生、先生に聞くような家庭の子は元からの環境が整っているという背景がある。そういった背景を考慮し、n=1であることを頭にいれながら読む必要がある本。本書で紹介されている習慣を試しつつも、でもさー戦略を忘れずに!2021/01/21
epitaph3
2
就学前のお子さんをお持ちの方は、これを読んでほしい。勉強をする前の姿勢がよくわかる。おすすめ。2012/04/15
ぷぅ
1
家のいろんなところに本気を置く、音読の大切さ、親の見守りで勉強の習慣を作る、文房具は使いやすいものを、シャープペンシルは中学生以降から。いろんな細かなところが参考になる。2018/08/29
kanako*
0
やってみせ言って聞かせてさせてみせほめてやらねば人は動かじ、なるほどー。2015/09/07
-
- 和書
- 児童福祉概論