目次
第1章 いま、世界でおきている人権侵害(戦争は最大規模の人権侵害をもたらす;子どもたちの未来を奪う児童労働 ほか)
第2章 人権侵害はなぜおきるの?人権とはなにかを考える(人類は、人権という考えを生み出してきた;私たちには、どんな人権が保障されているのか? ほか)
第3章 世界を変えた人たちの行動(「世界人権宣言」とエリノア・ルーズベルト;アパルトヘイトを廃止させた人びと ほか)
第4章 人権侵害をなくすためのしくみを考える(国連は、人権侵害を止める力を持っているか?;「国際人権条約」はどんな力を持っているか? ほか)
第5章 身近なところから、知る・伝える・行動する(知る・伝えることから;イラクの子どもたちとの交流 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FMY
7
"人権"と聞くと何となくのイメージはあったが、私達人間の一人ひとりが持つ極めて身近なものなのだと学んだ。「それはおかしい」と感じる時は、人権が侵害されている可能性がある。そしてその時は声を上げなければならない。また、今この瞬間に世界のどこかで誰かの人権が侵害されている。侵害されているのは弱者であり、彼らの声は聞き入れられない。だから私たちは自身の人権を守ると共に、誰かの人権も守ろうとしなければならない。その一歩は人権に関心を持ち、知ることから始まる。関心を持って知る、それを伝えることの重要性を感じる一冊。2019/04/06
paseri
2
「人権」と表現してしまうと、何とも仰々しく感じられるのですが、とても身近で大切にされるべきものです。日本に住んでいると当たり前に享受できていることが、世界では守られていない場合が多々あります。自分の恵まれている環境に気付くと同時に、何か自分に出来ることはないか考えさせられます。「人権」を学びたい方にオススメ一冊です。2016/10/17
まびのすけ
1
やっと読めた。やさしく書いてあるのに、なんだか時間がかかってしまった。人権侵害をなくすためには、やはり知ることと、たとえ小さなものでも何らかのアクションを起こすことが有用。改めてそう思った。今まで直視を避けてきたことにも、しっかり焦点を当ててゆこうと思う。2013/03/03
ぽっぽ
1
知らないことは恥ですね2009/11/05
枕流だった人
0
鎌ケ谷市2013/10/17