クラスター爆弾なんてもういらない。―世界から兵器をなくすみんなの願い

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  • サイズ A5判/ページ数 150p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772604345
  • NDC分類 559.28
  • Cコード C0031

内容説明

クラスター爆弾が、ぼくの夢を閉ざした。戦争が終わっても、平和がおとずれたわけじゃなかった。大地に残った不発弾がたくさんの子どもやお年寄りを傷つける。人びとの生命と生活を脅かす。平和な世界をつくるため、私たちが知っておくべき世界の現実、解決すべき課題。

目次

第1章 不発弾で傷ついたサラーム
第2章 戦争は終わっても危険はなくならない
第3章 多量の不発弾をばらまくクラスター爆弾
第4章 ひろがる市民への被害
第5章 なぜ、日本はクラスター爆弾を保有しているのか
第6章 クラスター兵器をつくっている国・持っている国・被害を受けた国
第7章 クラスター爆弾を処理する方法
第8章 対人地雷の禁止を実現したもう1つのスーパーパワー
第9章 クラスター爆弾を禁止する条約をつくろう
第10章 クラスター爆弾禁止条約ができた

著者等紹介

清水俊弘[シミズトシヒロ]
日本国際ボランティアセンター(JVC)事務局長。地雷廃絶日本キャンペーン運営委員。1962年東京生まれ。1987年JVCに参加。カンボジア難民・国内復興支援、アフガニスタンなどの緊急対応に携わる。02年から現職。学習院女子大学大学院、獨協大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スー

16
57クラスター爆弾の恐ろしさと被害となぜ不発弾が多いのに使用されつづけてるのかが読みやすく分かりやすく解説されています。クラスター爆弾は不発が多いがそのまま地雷となりいつまでも被害を与え続ける為に使用が続いている。ベトナム戦争時沢山のクラスター爆弾が投下されましたがラオスも沢山のクラスター爆弾が投下されていたとは知らなかった、その訳は投下しそこねた爆弾を捨てていたのが原因だった!日本も保有国なんですね、しかし専守防衛なので使用場所は日本国内、今までクラスター爆弾を国内に使用した国はないそうです2019/04/10

Mitanko

0
目加田説子さんの講演を聞いて、次の日図書館で見つけた本。知っているようで、まだまだ世界は広いんだ、と思う。2013/11/03

s2013253

0
(BBB)非常に読みやすい本。文字が大きく,漢字が少ないので小中学生でも問題なく読める。またクラスター爆弾の悲惨さや戦争の悲惨さを良く伝えている。2013/03/01

もりっち

0
「使う側の論理に沿った使い方の議論」vs「使われる側の視点に立った普遍的な人道議論」、まさにこれですね。「不発弾による(民間人の)被害も出るが占領される被害の方が何万倍も大きい」という発言が示す国>人命の図式がわかりやすい断絶だと思います。安全保障的な懸念から言っても中々軍縮も難しいだろうし、こういうのに対して自分は悲観主義者だけど、ちゃんと条約ができたという事実は素晴らしい。腹のさぐり合いで泥水啜ってる方々に自分もスクラムを組みたいし、尊敬の念を送ります。2020/06/21

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