学校を辞めます―51歳・ある教員の選択

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  • サイズ B6判/ページ数 103p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772604314
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C0036

内容説明

著者は、26年間勤めていた公立小学校を51歳で辞めた。おなじ年、東京では新人教師が2人自ら命を絶ったが、著者も、心と体がついていけない状態だった。今、学校現場はどうなっているのか?この本は著者個人の記録ではあるが、多くの現場教師の「叫び」でもある。

目次

僕は、辞めたくなかった
辞めないための闘い
学校の中が「バラバラ」の時代
保護者と離れ始めた
ゴールのないマラソン
もっと自由に悩みたい!
「僕は、生まれてこなければよかったの?」
「共通テスト」に翻弄される学校と保護者
「放課後」は、子どもたちの宝もの
僕が辞めても、なお続いていること

著者等紹介

湯本雅典[ユモトマサノリ]
1954年生まれ。1980年から東京都公立小学校教員。2006年退職後、私塾「じゃがいもじゅく」を開設。ビデオ作品『学校を辞めます―51才の僕の選択』で、東京ビデオフェスティバル2007優秀作品賞、東京ネットムービーフェスティバル2007一般部門優秀賞、ふかやインディーズフィルムフェスティバル07深谷シネマ館長賞を受賞。「日の丸・君が代・不起立」などの教育問題、「南京大虐殺」などの歴史問題をテーマにビデオ作品を制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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銀雪

4
小学校3、4年の頃の担任の先生が書いた本。私が通っていた学校の次に赴任された、荒川区の小学校での出来事がメインに書かれていた。そして教育現場では、そんなことが起こっていたのか……。まるで、noteでの告発文を読んでいるような気分になった。私が通っていた小学校のことも少し書かれていたけど、放課後の公園で遊ぶ子どもについての認識は私と大きく違うことが気になった。私の頃からあった、居残り勉強の会「じゃがいもじゅく」が私塾になった経緯も知れて、思わず目頭が熱くなった。2019/10/09

HEAVY-BIRD

0
私は辞めても、その後の生活の目処が立たないので、当面はできる範囲の仕事を選んで、勤務します。2015/06/11

彩灯尋

0
先生たちも忙しすぎて大変。生徒、保護者、同僚、校長…考えなきゃいけない人間関係が多すぎる。生徒の息抜き、"じゃがいもじゅく"では生徒だけでなく先生の息抜きにもなればいいと思った。2014/04/05

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