グアンタナモ収容所で何が起きているのか―暴かれるアメリカの「反テロ」戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772603966
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0036

内容説明

国家による突然の拉致、収容所での長期にわたる拘禁、そして繰り返される拷問と強制的な自白…。いまも実際に起きている驚愕の真実。

目次

1 グアンタナモ収容所、いま世界で何が起きているのか
2 映画『グアンタナモ、僕達が見た真実』ストーリー
3 僕達が見た真実―被収容者の証言
4 10人が伝える収容の実態
5 被収容者の代理人の立場として見た真実
6 CIAによる欧州秘密収容所とは何か
7 Q&Aで知るCIAによる欧州秘密収容所の全貌
8 国際人権法から見たグアンタナモ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

7
通常の裁判であれば証拠がなければ罪を着せられることはなく、自由も妨げられない。しかし、そもそも裁判を受ける権利すら阻害されている状況では、只の暴力によって支配されてしまう。国民が安心して暮らせるようにすることは重要だが、そのために他の国民の生活を妨げるのでは本末転倒である。2017/08/28

ののまる

6
ああもう怖すぎる。2019/11/08

ロドリゲス

6
グアンタナモから釈放された後、テロ行為を働いた人が何人もいるという。これは、アメリカの正式な発表だ。だからといって何の罪もない一般人が適正戦闘員として、国際法の通用しないグアンタナモやその他の収容所で拷問を受けるのは許されない。しかしこの行為は対テロ戦争が終わるまでは続いてゆくのだろう。★★★☆☆2017/05/02

co1024

4
捕虜ではなく適性戦闘員として扱うことで、裁判を受ける権利すらなく、人道的な扱いをする必要がないという。中には無実な人も含まれているのに。虐待を実行する個人も洗脳され、囚人はテロ戦闘員だと決めつけているから、暴力の行使に疑問を覚えない上に、組織的に拷問が認められている。今はメディアにも明るみになっているし、拷問はなくなったと思うが、早く解放され家族のもとに帰れることを望む。2014/10/13

アーク

4
戦争に一般人が巻き込まれるのは、許されることではないにせよ、避けられないこと。今までは空襲などで一般人が空襲になっていたけれど、アメリカ同時多発テロの後では、そこにアメリカ軍の不当勾留という手段が加わった。その内容を告発する本書は、戦争がテロに移り変わったと同じく、一般人の犠牲が物理的な攻撃から当局による理由なき拘束になったことを解き明かす。グアンタナモが閉鎖される日まで、対テロ戦争は終わらない。2014/03/11

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