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戦争中毒―アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由

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  • サイズ B5判/ページ数 66p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784772602990
  • NDC分類 392.53
  • Cコード C0031

目次

第1章 “明白なる運命”
第2章 “冷戦”と自称“世界の警察官”の功績
第3章 “新世界秩序”
第4章 “対テロ戦争”
第5章 軍国主義の高い代償
第6章 軍国主義とマスコミ
第7章 軍国主義への抵抗

著者等紹介

アンドレアス,ジョエル[アンドレアス,ジョエル][Andreas,Joel]
アメリカ在住の漫画家、反戦活動家。自動車工場、印刷工場などを転々しながら、土木工学設計士になり、現在は、中国の「文化大革命」をテーマに、社会学の修士号を取得するために、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)で学んでいる

きくちゆみ[キクチユミ]
グローバルピースキャンペーン発起人。千葉県鴨川で自給的生活の場・ハーモニクスライフセンター主宰。マスコミ、金融界を経て、1990年より環境をテーマに、2001年より平和・環境・健康をテーマに執筆、講演、イベント企画・制作に携わる。二男二女の母親
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マープル

7
以前読んだ『世界史読書案内』(津野田 興一)(岩波ジュニア新書)で取り上げられていた本。2002/10/25出版。絶版のため、Amazonにて古書で購入したもの。合同出版。アメリカ建国から紐解き、9・11後のテロとの戦いまでの「アメリカの軍国主義」の経緯を描く。さすがに内容は古びてしまってはいるが、得られるものはあった。ただ、こういう極左アクティヴィスト系のものはどうも苦手だなぁと思った次第。中国が台頭し、トランプ現象が過ぎ去ったあとでは、この本で描かれる図式は崩れてしまったのではないかと思われる。2021/12/29

コニコ@共楽

7
アメリカコミック独特のタッチと生々しい写真からなる痛烈なアメリカ軍国主義批判書。ところどころ訳に疑問がありますが、よくぞ訳してくれました。薄いながらも内容はずっしり。歴史ですっ飛ばしてしまう現代史が超コンパクトに知ることが出来ます。ぜひ日本の若い人に読んでもらいたい本です。2013/06/30

少年隊世代

2
アメリカがこれまで従事した数々の戦争について、風刺的な絵柄を用いて、解説したものです。基本アメリカを加害者として書いていますが、一方で、戦争に駆り出された、一人一人のアメリカ兵もまた、国に利用された犠牲者なのだと言っています。帰還後自殺したり、社会に適応できず路上生活者となった、ベトナム帰還兵が大勢いるそうです。作者は、反共和党派かな?共和党院を批判してますね。たまたまかもしれませんが。出版当時はトランプ政権は誕生してませんでしたが、現在、トランプ大統領に対し、作者は何を思っているのだろう?2019/09/26

チシャ猫

2
薄い漫画ながら情報量は満載です。アメリカが歴史上引き起こしてきた戦争の数、その死傷者、歪められて伝えられた大義名分……ひどいもんです。イスラム国の台頭に伴って、これからもそれは続いていくんでしょうね。なんと愚かしい。2014/10/14

キミ兄

2
良本。簡潔。☆☆☆☆。2012/12/01

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