内容説明
乳幼児期の子育てでもっとも大切なのが、基本的な生活習慣を身につけさせること。ほかの子どもと比較して、ついあれもこれもとなりがちだが、それでは親子ともストレスがたまるばかりである。本書では食事、睡眠、排せつ、着脱衣、清潔の5つの基本的な生活習慣を子どもの成長に合わせて無理なくしつける方法を、イラストでわかりやすく解説している。子どもの自立しようとする気持ちを大切にした子育てで、子どもの日々の成長がうれしくなる一冊。
目次
第1章 食事の習慣(離乳食;スプーンを使う ほか)
第2章 睡眠の習慣(おはよう・おやすみのあいさつ;パジャマを着る・脱ぐ ほか)
第3章 排せつの習慣(排尿・排便の事後通告;排尿・排便の予告 ほか)
第4章 着脱衣の習慣(ひとりで脱ぐ・着る;シャツの両そでを通す ほか)
第5章 清潔の習慣(手を洗う;歯をみがく・口をすすぐ ほか)
著者等紹介
谷田貝公昭[ヤタガイマサアキ]
1943年、栃木県生まれ。目白大学大学院心理学研究科、同大学人間社会学部心理カウンセリング学科教授、学生部長。保育学、教育学専攻。社団法人全国子ども会連合会理事兼専門委員、日本家庭教育学会前理事長、日本青少年育成会監事、玩具福祉学会副会長、財団法人日本教育科学研究所理事、子どもの生活科学研究会代表〔ほか〕
加藤敏子[カトウトシコ]
聖徳大学人文学部児童学科教授。1959年、東京都立高等保母学院卒業後、90年まで世田谷区立保育園園長、東京都大田高等保育学院専任講師を勤める。その後聖徳大学短期大学部保育科教授を経て、02年から現職。現在、聖徳大学大学院児童学研究科児童学専攻在学中
藤島妙子[フジシマタエコ]
茨城県つくば市立並木幼稚園園長。1968年玉川学園女子短期大学卒。茨城県岩井町(現岩井市)、筑波町(現つくば市)の公立幼稚園教諭を経て95年から現職
岡本美智子[オカモトミチコ]
聖心女子専門学校保育科専任教員。1965年、日本女子大学家政学部児童学科卒業。東京都および岩手県の私立幼稚園勤務後、国立児童総合センター子どもの城・保育研究開発部長などを経て、97年から現職
世取山紀子[ヨトリヤマノリコ]
栃木県南河内町立東保育所主任保育士。1978年、京浜女子大学(現・鎌倉女子大学)家政学部児童学科卒業。栃木県南河内町立西保育所保育士を経て79年から現職
上野通子[ウエノミチコ#]
新潟県保育士会会長。1972年、玉川大学文学部教育学科卒業、社会福祉法人玉成会根知第一保育園勤務。88年から同園延園長。96年、同法人理事長に就任。99年、老人デイサービスセンターじょんのびを開設。新潟県高P連理事。玩具福祉学会理事
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