内容説明
本書は、1875(明治8)年5月に日本軍艦雲揚、春日、第二丁卯の三艦が釜山港に無断入港して朝鮮を威嚇し、翌76年2月に軍事的威圧によって「日朝修交条規」と称する不平等条約を強制してから、日清・日露の二つの戦争を経て、1910年8月についに大韓帝国を併合するに至る日本の朝鮮侵略と植民地化の過程と、それに反対する朝鮮民衆の抵抗を生き生きと描いています。
目次
第1章 朝鮮開国前後
第2章 日清戦争と朝鮮
第3章 閔王妃殺害事件
第4章 日露戦争と朝鮮
第5章 日韓保護条約
第6章 統監政治
第7章 欧米人が見た義兵
第8章 韓国併合
第9章 朝鮮総督府時代
第10章 抵抗
第11章 ああ植民地