内容説明
江戸幕府が編纂した元禄・天保の両「郷帳」より、幕府の権力基盤ともいうべき関八州(相模・武蔵・安房・上総・下総・常陸・上野・下野)と甲斐・伊豆の十か国について翻刻・編集した近世村落史研究・幕政史研究の基礎資料。内閣文庫所蔵本を底本として厳密に校訂・編集した。『武蔵田園簿』『旧高旧領取調帳』に続く本書の刊行により、幕藩制下の領主支配・村高の変遷が初めて検証可能となった。近世関東の村落状況を解明する貴重な史料集。
江戸幕府が編纂した元禄・天保の両「郷帳」より、幕府の権力基盤ともいうべき関八州(相模・武蔵・安房・上総・下総・常陸・上野・下野)と甲斐・伊豆の十か国について翻刻・編集した近世村落史研究・幕政史研究の基礎資料。内閣文庫所蔵本を底本として厳密に校訂・編集した。『武蔵田園簿』『旧高旧領取調帳』に続く本書の刊行により、幕藩制下の領主支配・村高の変遷が初めて検証可能となった。近世関東の村落状況を解明する貴重な史料集。