内容説明
心の臨床に携わる者にとって、病気や障害の実態(病態)を正確に知ることは不可欠である。精神科病棟、なかでも閉鎖病棟での臨床経験は、心の臨床家にとって欠かせない。本書『入門 病院における心理士の仕事』は、この病院臨床の道を歩み続けた熟達した心理臨床家が、その学びと実践的知見を丁寧に解説したものである。
目次
第一章 面接を始める前に(服装について;患者に会う前に ほか)
第二章 心理検査(検査時に患者とどう向きあうか;高齢者の心理検査について)
第三章 面接の開始をめぐるあれこれ(初回面接で何を行うか;面接設定の作り方 ほか)
第四章 面接過程で生じてくること(カルテの書き方;キャンセル時の対応について ほか)
第五章 もう一度、病院における心理臨床を考える(病院の中で個人開業として心理療法を行う;病院臨床の魅力とは ほか)
著者等紹介
白井聖子[シライセイコ]
1968年愛知県生まれ。2022年名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)、臨床心理士、公認心理師。精神科病院、クリニックにて心理士として従事。現在、医療法人山水会香椎療養所に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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