内容説明
本書は、最初に強迫尺度のチェックリストで評価(アセスメント)をおこない、苦しんでいる強迫症のタイプや重症度を把握したうえで、当事者の強迫症状に合った章から認知行動療法の手続きに進むことができる。さらに、強迫行為だけでなく、強迫観念を主訴とした強迫症への有効なアプローチや、当事者の周囲の人々(家族、友人、同僚等)の対応についても記されている。強迫症の当事者・支援者みんなに役立つ、実用的で便利なワークブック。
目次
第1章 確認強迫に対する認知行動療法
第2章 加害恐怖を伴う確認強迫に対する認知行動療法
第3章 縁起強迫に対する認知行動療法
第4章 強迫観念に対する認知行動療法
第5章 不潔恐怖/洗浄強迫に対する認知行動療法
第6章 周りの人はどう対応したらいいの?―再保証を求める行動への対処法