内容説明
一人ひとりの脳や神経の違いを尊重し活かすニューロダイバーシティという概念は、組織や職場にこそ必要なものだ。本書では、組織で出会うさまざまな人たちの特性、基本的なメンタルヘルスに関する知識や、オープンダイアローグという対話の手法を使った具体的なアイディアなど、組織がうまく機能するためのヒントが多くちりばめられている。特性で苦労する人だけではなく、一緒にはたらくみんなでみんなのダイバーシティについて考え、組織全体のパフォーマンスを上げるためのバイブル。
目次
第1章 ニューロダイバーシティを理解する(ハッタツと他の障がいとの違い;発達特性とは何か?;同調圧力とメンタルヘルス;ハッタツのライフステージ)
第2章 職場にあふれるニューロダイバーシティ(ハッタツ×職場;さまざまな特性って何?;生きづらさの自己受容;社会的環境要因と価値観)
第3章 職場のハッタツ・トラブル(発達「特性」が「障がい」になるとき;ハッタツ・トラブルが起こらないために)
第4章 職場に対話を導入する(オープンダイアローグとは;職場におけるオープンダイアローグの実践)
第5章 相互理解へのアプローチ(これから、はたらくあなたに;いま、はたらいているあなたに;管理職をしているあなたに;ハラスメント;本当に必要な配慮とは;関与者であり続ける;いきいきムーン発足の背景)
著者等紹介
志岐靖彦[シキヤスヒコ]
特定非営利活動法人いきいきムーン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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