内容説明
米国でもっとも注目されているマインドフルネス指導者による、こころを癒し解放する技術。自分自身の問題と向き合う、12のケーススタディと18の実践。話題のマインドフルネスを実践してみよう!必ず自分自身の発見に繋がるはずだ!
目次
ダメな人間という思い込み
思い込みからの目覚め:ラディカル・アクセプタンス(受け入れる技術)の道
聖なる「間」:菩提樹の下で休む
無条件な優しさ:ラディカル・アクセプタンスの心髄
身体への里帰り:ラディカル・アクセプタンスの基礎
欲望のラディカル・アクセプタンス:切望の源に目覚める
恐怖に直面しながら心を開く
自己への思いやりの目覚め:自分を支え、支えられる人になる
思いやりの輪を広げる:菩薩の道
生まれ持つ善心に気づく:寛容で愛情に満ちる心への入り口
ともに目覚める:対人関係の中でのラディカル・アクセプタンスの練習
真の姿の悟り
著者等紹介
ブラック,タラ[ブラック,タラ] [Brach,Tara]
タラ・ブラックの教えは西洋の心理学、東洋のスピリチュアリティを独特に調和させ、西洋仏教を教える数多くの講師の中でも例を見ない独特なスタイルを持っている。タラは個人の幸せにとどまらず社会全体を幸せに導く道を教え続けている。クラーク大学で心理学と政治学を二重専攻。在学中はテナント(借主)の権利保護に関わる草の根活動に没頭。また、同時期にヨーガと出会い、東洋のスピリチュアリティに惹かれてゆく。大学卒業後アシュラム(集団生活をしながら精神修行をともにする場)で一〇年間暮らしながらヨーガと瞑想を学び、教える。その後アシュラムを離れ、ジョセフ・ゴールドスタインが主催する仏教のヴィパッサナー瞑想リトリー卜に初めて参加。「私の居場所はここだ」と気がつく。「厳しすぎるアシュラム時代とは異なり、心とマインドをありのままに受け止め、かつ鍛える事のできる教えについに出会う事ができたのです」と彼女は言う。「真の自由へ導いてくれる道だと直感的に感じました」。その後、フィールディング・インスティチュー卜で心理学の博士号を取得。瞑想を依存症の治療法として活用する論文を発表。そしてジャック・コーンフィールド氏の指導の下、スピリット・ロック瞑想七ンターで五年間に及ぶ仏教講師養成プログラムに参加。臨床心理士、瞑想教師として働きながら瞑想を七ラピーのクライアントに治療の一環として勧め、その一方で瞑想の生徒に西洋の心理学的洞察を分かちながら、ごく自然に瞑想と心理学という二つの伝統を融合させた独自のスタイルを築いてゆく。この経験は近年において臨床心理士の訓練の中にマインドフルネスを取り入れるというタラ独自の講師養成プログラムへと進展している。一九九八年Insight Meditation Community of Washington DC(IMCWインサイト・メディテーション・コミュニティ・オブ・ワシントンDC)を創設
マジストラリ佐々木啓乃[マジストラリササキヒロコ]
1973年東京生まれ。幼少の頃から心理学に興味を示しアメリカ、ニューヨーク市にあるペース大学、コロンビア大学大学院心理学部卒業。その後ヨーロッパに渡り、パーソナルコーチングビジネスをオランダで設立。その後ヨーロッパとアジア各地に居住しながら心理カウンセラー、瞑想講師、ヨガアライアンス認証ヨガインストラクターとして活動を続ける。アメリカのマインドフルネス界では大御所といわれるタラ・ブラックとジャック・コーンフィールドが設立したマインドフルネス講師養成プログラムの第一期卒業生である。両氏の直接指導の下、現在もマインドフルネス、仏教、心理学の学びと教えを継続中。二児の母でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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中桐 伴行