内容説明
投影同一化は、患者‐セラピスト関係の重要な相互作用である。米国で最も注目される精神分析家T・オグデンによる精神分析的思索のはじまりとなる著作の邦訳。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 投影同一化という概念
第3章 技法について
第4章 各学派の精神分析的アプローチ
第5章 母親の過剰な投影同一化による発達への影響
第6章 精神科入院治療について
第7章 統合失調症における葛藤の性状
第8章 統合失調症における無体験状態に対する治療
著者等紹介
上田勝久[ウエダカツヒサ]
1979年三重県伊賀市に生まれる。現在、兵庫教育大学・大学院人間発達教育専攻臨床心理学コース准教授、臨床心理士、公認心理師。受賞、日本心理臨床学会奨励賞(2015)、日本精神分析学会山村賞(2015)、京都大学大学院教育学研究科長賞(2016)、三好暁光学術奨励賞(2017)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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