内容説明
本講座の最終巻となる本書は、治療論と疾病論の講によって構成されている。治療論では、一般的な精神分析治療の始まりから維持・進展、そして終結までが紹介され、疾病論では、フロイトが精神分析を適用した領域である「神経症」をはじめ、「心身症」「統合失調症」「感情障害」「摂食障害」「パーソナリティ障害」「自閉症」「トラウマ」と、さまざまな疾病ごとの精神分析的理解とアプローチが論じられる。
目次
アセスメント
治療機序―心的変化の本質
マネジメント
終結
神経症総論
神経症各論
心身症
統合失調症―フロイトの精神病研究を中心に
感情障害―精神分析的な視座からとらえる抑うつ
摂食障害
「パーソナリティ障害」の疾病論と治療概説
自閉 そのこころ、病態
トラウマ
著者等紹介
古賀靖彦[コガヤスヒロ]
1984年九州大学医学部卒業後、福岡大学医学部精神医学教室勤務、英国タヴィストック・センター成人部門留学を経て、2000年より油山病院に勤務。現在、油山病院副院長、国際精神分析学会会員、日本精神分析協会訓練分析家、日本精神分析学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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