強迫性障害の認知行動療法

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強迫性障害の認知行動療法

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772417396
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3011

内容説明

強迫性障害(OCD)は、未解明の部分が多々ある疾患であり、多種多様な認知、行動、感情的症状が混在しつつ、ひとつの病名でまとめられているため、研究者と臨床家にとって特に手ごわい対象になっている。また、症状はしばしば慢性の経過をたどり、時に増悪が見られ、患者にさまざまな悪影響を及ぼす。OCDの認知行動療法(CBT)は、認知行動理論とその研究から生まれた効果的な介入法である。本書では、疾患の概観や症候学に触れつつ、OCDの認知的基盤に関する新たな理論と研究結果を活用して具体的な治療内容を示している。また、理論の二つの重要な柱として、正常体験としても発生しうる強迫観念や強迫行為が、どのような場合に精神病理体験になるのか、それが原因で苦痛や生活の支障が生じている場合、どのような治療が有効なのかという問題を常に道標とする。本書は、Aaron T.Beckから手ほどきを受けた著者によって、科学者であり実践者でもある立場から書かれた、CBTを臨床に適用させるための画期的な研究と実践の書である。

目次

第1部 強迫性障害とは(強迫性障害―診断をめぐる謎;強迫性障害の症候学)
第2部 認知行動理論と研究(強迫性障害の行動理論;強迫性障害の神経心理学と情報処理;強迫性障害の認知評価理論;思考抑制と強迫観念;認知コントロール―強迫観念の新しいモデル)
第3部 認知行動療法(強迫性障害の認知行動アセスメント;治療の始め方―基本要素と治療原理;認知再構成と代わりの解釈の生成;経験的仮説の検証;コントロールに関する2次評価の修正;実証研究の現状と今後の方向性)

著者等紹介

クラーク,デイヴィッド・A.[クラーク,デイヴィッドA.] [Clark,David A.]
カナダのニューブラウンズウィック大学の心理学教授で、ロンドン大学精神医学研究所にて博士号を取得している。認知理論、および、うつ病や強迫性障害(OCD)の治療に関して数多くの論文を発表しており、Academy of Cognitive Therapyの創立者のひとりである。OCDの認知的側面に取り組む国際的研究グループObsessive Compulsive Cognitions Working Group(OCCWG)の創設メンバーであり、Cognitive Therapy and Researchの元共同編集者でもある

勝倉りえこ[カツクラリエコ]
東京生まれ。臨床心理師、公認心理師、修士(人間科学、早稲田大学)。専門分野:臨床心理学、認知行動療法、構成主義心理療法、マインドフルネス・アクセプタンスに基づく心理療法。経歴:早稲田大学大学院人間科学研究科修了。国立精神・神経センター武蔵病院(認知行動療法専門外来)、原田メンタル・クリニック/東京認知行動療法研究所などを経て、現在、東京電機大学、産業精神保健研究所/神田東クリニック、人事院にて非常勤カウンセラー

小泉葉月[コイズミハズキ]
石川県金沢市出身。臨床心理師。公認心理師。医学博士。ワシントン州ウィットワース大学心理学部卒業。メリーランド州ボルチモア大学応用心理学科修士課程修了、修士(科学)取得。ジョンズホプキンス大学附属病院ケネディークリーガー・インスティチュート神経内科行動療法ユニットで研修を経た後、帰国。金沢医科大学で博士(医学)を取得。金沢医科大学精神神経科学教室で助教を務め、その後渡仏し、トゥルーズ近郊で数年過ごす。専門分野は強迫性障害や不安症を対象とした認知行動療法。また、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対するEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)や、子供を対象とした遊戯療法も行う。現在は滋賀医科大学精神医学講座と粟津神経サナトリウムで非常勤心理士として勤務する傍ら、スクールカウンセラーとして、日々、素敵な子供たちと関わっている

小堀修[コボリオサム]
国際医療福祉大学赤坂心理・医療福祉マネジメント学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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