出版社内容情報
自尊心の本質は,自己へのコンパッション(同情)である,肯定的な自尊心は,健康なパーソナリティの核である。
本書は,「自尊心」についての臨床的知見の宝庫であり,読者は,当事者,セラピストいずれの立場からも本書を読むことで,CBT(認知行動療法)による心理面接技術を身に付けると同時に,自らの対人スキルを促進することができる。今回の大幅改訂(第4版)にあたって,自尊感情だけでなく,近年注目を集める「セルフコンパッション」についても詳しい考察がなされている。
「自尊感情」を維持し,育てるための基本図書として全米で80万部を売り上げたベストセラー!
マシュー・マッケイ[マシューマッケイ]
著・文・その他
高橋 祥友[タカハシ ヨシトモ]
翻訳
内容説明
自尊心の本質は、自己へのコンパッション(同情)であ、肯定的な自尊心は、健康なパーソナリティの核である。本書は、「自尊心」についての臨床的知見の宝庫であり、読者は、当事者、セラピストいずれの立場からも本書を読むことで、CBT(認知行動療法)による心理面接技術を身に付けると同時に、自らの対人スキルを促進することができる。原書では今回の大幅改訂(第4版)にあたって、自尊感情だけでなく、近年注目を集める「セルフコンパッション」についても詳しい考察がなされている。「自尊感情」を維持し、育てるための基本図書として全米で80万部を売り上げたベストセラー!
目次
自尊心の性質
病的な批評家
批評家を武装解除する
正確な自己評価
認知の歪曲
苦痛に満ちた思考を拡散する
コンパッション(compassion;同情)
「~すべき」思考
自分の価値に沿って行動する
失敗への対処
批判に応える
自分の望むものを求める
目標設定と計画
視覚化
私はまだ大丈夫ではない
信念
子どもの自尊心を育む
著者等紹介
マッケイ,マシュー[マッケイ,マシュー] [McKay,Matthew]
カリフォルニア州バークレーのライト研究所教授。多くの著書、共著書がある。2冊の小説も執筆。カリフォルニア専門心理学会より臨床心理学の学位を取得し、専門は不安やうつ病に対する認知行動療法である。サンフランシスコ・ベイエリアに住み、活動を続けている
ファニング,パトリック[ファニング,パトリック] [Fanning,Patrick]
精神保健領域が専門のライター。18冊の自習書の著書、共著書がある
高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1979年、金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学、山梨医科大学、UCLA、東京都精神医学総合研究所、防衛医科大学校を経て、2012年より筑波大学医学医療系災害・地域精神医学教授。医学博士、精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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