内容説明
少子超高齢社会をむかえ、変動のなかにある現代家族を学ぶ家族心理学の新しい教科書。家族が遭遇する心理社会的な課題を重視しながら、家族のはじまりである恋愛・結婚の心理、離婚・再婚家族の現状もふまえ、子どもの発達から家族と個人の成熟に至るライフサイクルに沿った基礎的なテーマを通して家族のいまとこれからをとらえる。
目次
家族とは何か
第1部 恋愛と結婚の心理
第2部 離婚・再婚と家族
第3部 人間の発達と家族
特別講義1 人間発達の可塑性―児童虐待からの再生
第4部 家族の課題とその支援
特別講義2 家族療法の基礎
著者等紹介
小田切紀子[オダギリノリコ]
東京国際大学人間社会学部教授。博士(心理学)。臨床心理士。SVN公認監督付き面会交流支援者のトレーニング修了。ハーグ条約事案対応の国際家事ADRあっせん人(東京弁護士会紛争解決センター)。アメリカ・オレゴン州、ケンタッキー州で離婚後の親教育プログラムのトレーニングを受け、同本で同僚と実践
野口康彦[ノグチヤスヒコ]
茨城大学人文社会科学部教授。博士(学術)。臨床心理士と精神保健福祉士ならびに社会福祉士の資格を有する。公立小中学校のスクールカウンセラーとしての経験は16年にわたる
青木聡[アオキアキラ]
大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。臨床心理士。あずま通り心理臨床オフィス開設。AFCC公認の監護評価者およびペアレンティング・コーディネイターのトレーニング修了。SVN公認の監督付き面会交流支援者のトレーニング修了。ハーグ条約事案対応の国際家事ADRあっせん人(東京弁護士会紛争解決センター)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。