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出版社内容情報
「マインドフルネスの難しい専門用語がわからない」「マインドフルネスをセラピーやセルフケアにどう取り入れたらいいかわからない」という声にこたえて,好評『マインドフルネス入門講義』の続篇が,マインドフルネスを使いこなすための理論と方法をガイドする実践篇として刊行。
対象は,フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマ=PTSD。トラウマからの回復という孤独な長距離走を,「安全基地(secure base)」としてのセラピストと共に走り抜き,サバイバーとして日常を生きるために,マインドフルネスにはいったい何ができるのか?
「PTSD症状安定」「トラウマ統合」「日常生活の安定」「ポスト・トラウマ成長」という4段階プロセスを通じて,フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマからの回復を,マインドフルにケアするための理論と方法を学ぼう!
ビギナーセラピストやベテランセラピスト,そしてセルフケアにトライしてみたい当事者にとっても役に立つ,「マインドフルネス段階的トラウマセラピー」(MB-POTT)が学べる最良の実践ガイド!
大谷 彰[オオタニ アキラ]
内容説明
好評の『マインドフルネス入門講義』の続篇が、マインドフルネスをもっと上手に使いこなすための理論と方法をガイドする実践篇として刊行!対象は、フラッシュバックや身体症状など不可解な現象をもたらすトラウマ=PTSD。トラウマからの回復という孤独な長距離走を「安全基地(secure base)」としてのセラピストと共に走り抜き、サバイバーとして生きるために、マインドフルネスにはいったい何ができるのか?ビギナーセラピストからベテランセラピスト、セルフケアにトライしてみたい当事者にとっても役に立つ、「マインドフルネス段階的トラウマセラピー(MB‐POTT)」が学べる最良の実践ガイド!
目次
1 マインドフルネスとは何か
2 トラウマの本質と諸相
3 トラウマ治療の原則
4 MB‐POTTの第1段階(1)PTSD症状安定の理論と概要
5 MB‐POTTの第1段階(2)PTSD症状安定のためのマインドフルネステクニック
6 MB‐POTTの第2段階(1)トラウマ統合―明確な記憶に対処するマインドフルネステクニック
7 MB‐POTTの第2段階(2)トラウマ統合―断片化された記憶に対処するマインドフルネステクニック
8 MB‐POTTの第3段階―日常生活の安定
9 MB‐POTTの第4段階―ポスト・トラウマ成長
10 終章
著者等紹介
大谷彰[オオタニアキラ]
大阪市生まれ。上智大学外国語学部英語科を卒業し、ウェスト・バージニア大学大学院にてカウンセリング心理学を修める(教育学博士)。ジョンズ・ホプキンス大学大学院准教授、メリーランド大学カウンセリングセンター・シニアサイコロジストを経て、2008年よりメリーランド州都アナポリスにあるSpectrum Behavioral Healthのサイコロジストとして現在に至る。この間メリーランド州臨床心理士委員会副議長、米国臨床催眠学会常任理事、関西学院大学客員教授などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。