出版社内容情報
自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などソーシャルスキルに課題を抱えている子どもや、診断は受けていないけれど友だち関係に困っている子どもが、友だちと上手につきあっていくためのプログラム「PEERS(Program for the Education and Enrichment of Relational Skills)」。アメリカUCLAの研究機関で開発されたPEERSを使って、親子で協力しながら友だち作りを実践するためのセルフヘルプ・ガイド。
エリザベス・A・ローガソン[エリザベスエーローガソン]
辻井 正次[ツジイ マサツグ]
山田 智子[ヤマダ トモコ]
内容説明
科学的根拠にもとづくSSTプログラムでステップ・バイ・ステップの友だち作りを親子でいっしょに実践!
目次
第1部 さあ準備しましょう(なぜ思春期の子どもたちにソーシャルスキルを教えるのか?)
第2部 友だち関係を育て維持していくための科学(よい友だちを見つけることと選ぶこと;よい会話・基礎編;会話を始めること・会話に入ること;会話から抜けること;ネット上でのコミュニケーションをうまくこなすこと;よいスポーツマンシップを見せること;上手に友だちとの集まりを楽しむこと)
第3部 仲間との対立や仲間からの拒否に対処するための科学―実践的な方法(口論や意見のすれ違いへの対応;からかいへの対応;ネット上のいじめを報告する;うわさやゴシップを最小限にとどめる;暴力的ないじめを避ける;悪い評判を変えること;さあ前に進みましょう(友だちは最良の薬です))
著者等紹介
ローガソン,エリザベス・A.[ローガソン,エリザベスA.] [Laugeson,Elizabeth A.]
臨床心理学者であり、神経科学および人間行動学研究の施設であるUCLA Semel Instituteの精神医学・生物行動科学学部での臨床学准教授。UCLA PEERSクリニックの創設者であり、ディレクター。Help Group‐UCLA Autism Research Allianceの監督責任者。2004年にPepperdine Universityから心理学で博士号を取得。UCLAにおいて、2004年に博士号取得前のインターンシップを、2007年に博士特別研究員としての研究を修了
辻井正次[ツジイマサツグ]
中京大学現代社会学部教授。名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。日本小児精神神経学会理事、日本発達障害学会評議員。内閣府障害者政策委員会委員、厚生労働省障害児支援の在り方に関する検討会委員、障害児通所支援に関するガイドライン策定検討会委員等
山田智子[ヤマダトモコ]
臨床心理士、特別支援教育士。UCLA PEERS Certified Provider(Adolescent & School based program)。京都教育大学非常勤講師。サンタクララ大学大学院(米国カリフォルニア州)でカウンセリング心理学専攻修士号取得。大阪大学大学院・大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学:連合小児発達学研究科(博士後期課程)単位取得満期退学。小学校教員を11年間勤めた後、アメリカに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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テツ
サンセット
tobusuka
komami
2h35min