双極性障害の家族焦点化療法

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双極性障害の家族焦点化療法

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772415361
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3011

出版社内容情報

双極性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者の家族や社会的な人間関係の観点にも考慮しなければならない。そうした考えから開発された家族焦点化療法(Family Focused Therapy:FFT)という心理教育的介入法について、本書では?この治療の開発を進めた研究と臨床の背景について、?評価の実施法、心理教育、コミュニケーション・トレーニング、問題解決モジュールの実施に関するマニュアルについて、の2つの面に分けて解説する。


デイヴィッド J. ミクロウィッツ[デイビッドジェイミクロウィッツ]

三村 將[ミムラ マサル]

大野 裕[オオノ ユタカ]

中川 敦夫[ナカガワ アツオ]

内容説明

気分障害の治療における家族の関与はきわめて重要である。外来治療でも入院治療でも家族の協力を求めることはまれではない。定型的な家族療法が行われることは少ないにしても、家族と協働で治療を行うことは一般的に行われている。双極性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者の家族や社会的な人間関係の観点にも考慮しなければならない。そうした考えから開発された家族焦点化療法(Family Focused Therapy:FFT)という心理教育的介入法について、本書では(1)この治療の開発を進めた研究と臨床の背景について、(2)評価の実施法、心理教育、コミュニケーション・トレーニング、問題解決モジュールの実施に関するマニュアルについて、の2つの面に分けて解説する。

目次

第1部 双極性障害患者とその家族―臨床と研究の背景(双極性障害―なぜ家族焦点化療法か?;双極性障害の特徴と家族への影響;家族・社会的要因と双極性障害の経過)
第2部 家族焦点化療法の実践(初回面接の計画;機能の評価;家族心理教育―初回セッション;家族心理教育―病因、治療、そして自己管理;家族心理教育―抵抗を扱う;コミュニケーション・トレーニング―理論的背景と作用機序;コミュニケーション・トレーニング―臨床上の問題;家族の問題への対処;家族焦点化療法における危機管理;終結)

著者等紹介

ミクロウィッツ,デイヴィッド・J.[ミクロウィッツ,デイヴィッドJ.] [Miklowitz,David J.]
アメリカ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校セメル研究所ならびに同大学デイビッド・ゲフェン医学部精神医学教室教授、ならびにオックスフォード大学精神医学教室のシニア・リサーチフェローである。1989年から2009年まで、コロラド大学ボルダー校心理学部教授。博士は、ブランダイス大学を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて博士課程とポスドク研究を行った。現在の関心領域は、小児期発症の双極性障害に対する家族心理教育療法である

大野裕[オオノユタカ]
一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長。ストレスマネジメントネットワーク代表。1950年、愛媛県生まれ。1978年、慶應義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、コーネル大学医学部、ペンシルバニア大学医学部への留学を経て、慶應義塾大学教授(保健管理センター)を務めた後、2011年6月より、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターセンター長を経て、現在に至る。Academy of Cognitive Therapyの設立フェローで公認スーパーバイザ、日本認知療法学会理事長、日本ストレス学会理事長、日本ポジティブサイコロジー医学会理事長

三村將[ミムラマサル]
慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授・教室主任。1984年、慶應義塾大学医学部を卒業し、同大学の精神神経科に入局。ボストン大学医学部行動神経学部門への留学、昭和大学精神医学教室助教授をへて、2011年より現職。現在、慶應義塾大学病院副病院長、ストレス研究センターセンター長、漢方医学センターセンター長、百寿総合研究センター副センター長を兼任している。日本高次脳機能障害学会理事長、日本うつ病学会理事、日本神経心理学会理事、日本老年精神医学会理事、日本認知症学会理事、ポジティブサイコロジー医学会理事などを務めている

中川敦夫[ナカガワアツオ]
慶應義塾大学病院臨床研究推進センター教育研修部門長・特任講師。1999年、慶應義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、社会福祉法人桜ケ丘社会事業協会桜ケ丘記念病院の勤務、コロンビア大学医学部精神科への留学を経て、2011年4月より国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナルメディカルセンター臨床研究教育研修室長および同センター認知行動療法センター認知行動療法研究室長を務めた後、2013年4月より慶應義塾大学医学部クリニカルリサーチセンター特任講師を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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